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掲載日:2018/01/25

ビジネスパーソンの7割近くが、将来自分の仕事が変化することを意識。6割がビジネススキル不足を痛感しながら、スキル向上に取り組むのは4割~『ビジネスパーソンのビジネススキルに関する意識と実態』:グロービス

7割近くが将来自分の仕事が変化することを意識し、6割がビジネススキル不足を痛感、しかしスキル向上に取り組むのは4割に留まる――。グロービス(東京都千代田区、代表:堀義人)のEdTech推進部門であるグロービス・ デジタル・プラットフォーム(GDP)が2017年11月、ビジネスパーソン800人を対象に実施した「ビジネススキルに関するアンケート調査」から、ビジネスパーソンのビジネススキルに関する意識と実態が見えてきました。

 

<「ビジネススキルに関するアンケート調査」 調査結果サマリー>

1. 7割近くのビジネスパーソンが、将来自分の仕事が変化することを意識
2. 6割のビジネスパーソンが、ビジネススキル不足を痛感
3. 一方、ビジネススキル向上に取り組む人は4割に留まる
4. ビジネススキル向上に取り組まない人の約3割は「何をしたら良いかわからない」
5. 基礎的なフレームワーク「3C分析」「バリューチェーン」を知らない人は8割以上

 

【結果詳細】

1. 7割近くのビジネスパーソンが、将来自分の仕事が変化することを意識
「10年後、あなたご自身の仕事は変化していると思いますか」という問いに対して、25.9%が「とてもそう思う」、41.3%が「ややそう思う」と回答。全体で67.2%が将来自分の仕事が変化することを意識している。

 

2. 6割のビジネスパーソンが、ビジネススキル不足を痛感
「あなたは、今までにビジネススキル不足を痛感したことがありますか」という問いに対して、60.6%が「ある」と回答。自由回答では、営業や商談などの交渉時、社内外のプレゼン時にスキル不足を感じるという声があった。

 

3. 一方、ビジネススキル向上に取り組む人は4割に留まる
「あなたがビジネススキル向上のために行っていることについてお答えください」という問いに対して、57.9%が「特になし」と回答。何らかのビジネススキル向上に取り組む人は42.1%に留まっている。

 

4. ビジネススキル向上に取り組まない人の約3割は「何をしたら良いかわからない」
「ビジネススキル向上のために行っていることは特にない」と回答したビジネスパーソン(463名)を対象に、「取り組まない理由」を質問したところ、43.8%が「必要性を感じない」と回答。次いで、29.2%が「何をしたら良いかわからない」と回答。必要性を感じながら、取り組むべき内容が分からないことに、ハードルを感じる人がいることが伺える。

 

5. 基礎的なフレームワーク「3C分析」「バリューチェーン」を知らない人は8割以上
基礎的なビジネスフレームワークやビジネスの原理について知っているかを質問したところ、80%以上が「3C分析」「バリューチェーン」「規模の経済性」などを知らないと回答。

 

参考: ビジネススキル向上に取り組む割合が最も多いのは年収1,000万以上のビジネスパーソン
ビジネススキル向上に取り組む割合を年収別で見ると、年収1,000万以上のビジネスパーソンが56.8%と最も高い。年収800~1,000万未満を除き、年収が上がるにつれて、ビジネススキル向上に取り組む割合は増加している。

 

【調査概要】
調査期間:2017年11月22日~25日/調査対象:20歳~59歳の正社員男女(アルバイト、派遣社員、契約社員除く)
回答数:800名(全体集計N=800)/調査エリア:全国/調査方法:インターネットによるアンケート

 

■本件に関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 担当:田中
E-mail: pr@globis.co.jp TEL:03-5275-3870 FAX:03-5275-3890

 

(株式会社 グロービス http://www.globis.co.jp /1月23日発表・同社プレスリリースより転載)