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掲載日:2017/08/07

日本一働きたくなる温泉観光都市を目指して~温泉旅館雇用促進プロジェクト「KAGAルート」始動。官民連携体制のもと地域が一体となり、宿泊産業における働き方改革・就労環境改善に取り組む:アドヴァンテージ

石川県加賀市(宮元陸 市長)と一般社団法人加賀市観光交流機構は、人材採用支援事業を手掛ける株式会社アドヴァンテージ(神奈川県横浜市、代表取締役社長:中野尚範)との連携のもと、地方創生推進交付金を活用し、加賀温泉郷を舞台に、宿泊産業における就労環境改善や雇用創出に向けた取り組み「加賀温泉郷DMOによる温泉旅館雇用促進プロジェクト(KAGAルート)」を始動させます。

 

■KAGAルートとは
・加賀市や加賀温泉郷と求職者が直接つながるルート(route)を開拓します。
・宿泊事業者の雇用促進、働き方改革、経営合理化の根底となる基礎(root)をつくります。

 

■事業概要(課題解決に向けた施策)
市内宿泊事業者の参画のもと 「加賀温泉郷経営塾」 を発足し、就労環境の改善と就労イメージ向上を図りながら、人材確保に向けた新たな取り組みを展開します。

1)加賀温泉郷専用の求人サイト構築・運営、合同就職イベント実施
求人媒体に頼らない、温泉宿泊施設が直接求職者と繋がり、採用できる仕組みを構築するため、加賀温泉郷専用の求人サイトを立ち上げ、効果的に運用しながら採用強化を図ります。

■サイト名:KAGAルート※ 10月サイトオープン予定

また、新卒者や転職者を対象に、加賀市や職場の魅力をPRしながら新たな人材確保の機会を創出する新しい手法による就職イベントを開催します。
  「何KAGA起こる、あり得ない出会い」をコンセプトに企画。 ※11月開催予定

 

2)採用強化に向けた勉強会・研修会の開催
採用強化に向けた勉強会・研修会を定期的に開催し、労働市場・採用手法、求職者マインドの理解、採用成功事例などを学び、就労環境の改善と就労イメージ向上に向けた検討を行います。(年度内に6~8回程度開催予定)

 

3)これからの加賀温泉郷、経営合理化を図る検討会の実施
経営合理化による働き方改革について検討します。その中で、地域共有のオリジナルクラウドシステムの導入などについて検討を進めます。(年度内に3回程度開催予定)

 

■事業主体
・加賀市観光戦略部 観光交流課

本事業の事務局を担い、観光宿泊事業者と行政の連携窓口として、市役所関係部署との調整も行いながら、本事業の円滑な運営を進めます。

・一般社団法人加賀市観光交流機構 (加賀温泉郷DMO)
三温泉の観光協会や旅館協同組合、市内観光事業者、観光以外の各種業界も包括する地域商社的な組織として、宿泊観光事業者と連携しながら本事業を推進します。
※DMO:Destination Management / Marketing Organizationの略

・株式会社アドヴァンテージ
人材採用支援事業を専業とし、求人広告、人材派遣・紹介に頼らず企業独自の採用サイトで、直接求職者と企業が繋がる採用手法(ちょくルート)をサービス展開するとともに、地方創生や働き方改革に関する公共事業を手掛け、様々な地域資源を組み合わせた採用ブランドづくり、ウェブ・SNS等を活用した情報発信・プロモーション、効果的なマーケティング、戦略策定等、地域を主体とした採用支援を推進。 
本事業では、企画運営を受託し、優れたノウハウを活かし効果的な事業推進を図ります。
代表取締役社長:中野 尚範 (神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-19 アプリ新横浜ビル6F)

 

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社アドヴァンテージ http://www.ad-vantage.jp// /8月7日発表・同社プレスリリースより転載)