ニュース 掲載日:2016/06/30

中国、5月の求人案件数は前年同月比14%減。設備投資削減政策の影響拡大か~『中国における日系企業の求人動向レポート2016年5月分』:リクルートホールディングス

株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業 を中心とする5月の求人動向をまとめました。

※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、26の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。

 

中国大陸における日系企業の求人動向

RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
5月の求人案件数は前年同月比14%減。設備投資削減政策の影響拡大か

当社で取り扱う5月の求人案件数は、前年同月比14%減の751件。足もとの景況感に明るさは見えるものの、本格的な景気回復に確信を持ちづらい中で、日系企業の採用に対する慎重な姿勢は、なお続いている。

業界別に見ると、前年同月比で求人案件の減少数が多かったのは「製造」、「商社/貿易」。
「製造」のうち、鉄鋼、化学関連企業の求人案件数が、引き続き大きく減少している。中国政府が鉄鋼、化学業界などで強力に推し進めている設備投資削減政策が一つの要因となっている可能性が高い。
「商社/貿易」の求人案件減少は、日本からの機械類などの輸入減が一因と考えられる。中国で行われている生産能力の調整によって、製造業の設備投資減少の影響を受けているようだ。

 

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中国における日系企業の求人動向レポート 2016年5月分(774 KB)

 

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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /6月29日発表・同社プレスリリースより転載)