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掲載日:2022/02/22

【調査結果】プロ人材の副業・フリーランス・起業の動機は「活躍の場」が「収入」を上回る

18,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田雅俊、以下サーキュレーション)は、プロとして企業から案件を受託して個人で働く500名(※)を対象に独立後の働き方についてのアンケート調査を実施しました。

■調査結果概要
・副業・フリーランス・起業のきっかけは「活躍の場を広げたい」「収入を増やしたい」が多数派
・女性は「自分の実力を試したい」「家族との時間の確保」が独立を志す大きな動機に
・独立後の不安は「収入」及び「案件の獲得」、プライベートとの両立懸念は僅少


■「より多くの企業での活躍」「より多くの収入」を求めて独立する人々
始めたきっかけとして最も多かったのは、「自身の専門知識を、もっと多くの企業で活かしたいと思ったから」が最も多く32.2%を占めました。次いで、「もっと収入を増やしたいと思ったから」、「自分の実力を試してみたいと思ったから」が28.0%で多い結果となっています。収入よりも社外での活躍機会を求める個人が多いのが特徴的です。

■女性は社外での実力に対する客観的な評価と、家族のため自由な時間を欲する傾向も
男女別で比較したところ、女性は「自分の実力を試してみたい(41.3%)」と「もっと自由になる時間が欲しかった(33.3%)」の項目で、男性よりも約10pt高いスコアとなりました。また、「他の仕事をしてみたい(15.9%)」「創りたいビジネスがあった(19.0%)」「家族と過ごす時間をもっと増やしたい(17.5%)」「家族の面倒をみるのに正社員でいるのは難しくなった(12.7%)」といった項目も女性に多い傾向でした。
社内で与えられる仕事に満足せず挑戦を望む姿と、家族のケアとの両立を迫られ独立を選ぶ両方の姿が伺えます。

■不安は収入の安定性、ライフスタイルとの両立は不安減少
企業から独立してプロとして働いていく上では、「収入」及び「案件の獲得」に対して約半数が「非常に不安」または「不安」と回答しました。
「出産・育児との両立」や「介護との両立」といった項目への不安は低く出ており、時間が自由に使えるようになっていることが不安の解消に寄与している可能性があります。


今回のアンケート調査結果からは、高い専門性を身につけた個人が独立するきっかけが、企業組織に留まらず複数社で知識を活かしたい、組織内の評価だけではなく社外でどの程度自分の実力が通用するのか試したいという思いであることが伺えます。逆に優秀な社員に所属し続けてもらうために、企業は個人の能力伸長と共に幅広い活躍機会の提供や、適正だと感じてもらえる評価方法によって魅力を高めることが必要かもしれません。

■調査概要
調査期間:2021年11月22日(月)〜11月24日(水)
調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)
調査対象:副業・フリーランス・起業で仕事を受けている20代から60代までの男女(※)
有効回答数:500名
(※)本調査の対象:以下の業務を副業、フリーランス、起業を始めてから1度でも受託したことがある個人

中期経営計画策定/組織戦略策定/M&A/業務資本提携/CVC/投資/IPO/新規事業開発・事業開発/人事制度設計/採用/人材育成/労務/人事規定/広報PR/コーポレートブランディング/マーケティング/ブランディング戦略立案/代理店マネジメント/CRM/広告運用/営業組織マネジメント/インサイドセールス/カスタマーサクセス/新規販路開拓(人脈営業/トップダウン営業)/海外進出/EC/開発組織/プロジェクトマネジメント/システム開発/WEB開発/インフラ/業務改善/BPR/生産管理/工場運営/ファクトリーオートメーション/物流/経理/財務/IR/経営管理(内部監査・法務・コンプライアンス)/経営企画/事業企画/その他コンサル/アドバイザリー(具体記述)

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社サーキュレーション / 2月21日発表・同社プレスリリースより転載)