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掲載日:2021/09/20

ミドル660人に聞く「地方で働くこと」意識調査

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「地方で働くこと」についてアンケートを行ない、663名から回答を得ました。


<調査結果 詳細>

1:4割が「地方で働くことに興味がある」と回答。働きたい都道府県、第1位は「福岡県」
「地方で働くことに興味はありますか?」と伺ったところ、42%が「興味がある」、21%が「地方で既に働いている」と回答。全体の63%が地方で働くことに「興味がある」、または「既に働いている」と回答しました。「地方で働くことに興味がある」と回答した方に、具体的に働きたい都道府県を伺ったところトップ3は「福岡県」、「北海道」、「長野県」となりました。

2:地方で働くことへの不安、「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」「給与減少の可能性」
「地方で働くことに興味がある」と回答した方に、地方で働く上での不安や懸念を伺いました。上位に挙げられたのは「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」(70%)、「給与減少の可能性がある」(68%)。年代別で見ると、年代が高い方は「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」(30代:65%、40代:71%、50代:76%)に、年代が低い方は「給与減少の可能性がある」(同:77%、67%、58%)について、それぞれ不安に感じているようです。その他、「環境変化に伴う家族への負担。特に子供への影響が不安」「転職だけでなく、移住などのサポートがない状態で馴染めるのか」といった声も寄せられました。

3:地方勤務で実現したいこと、トップ3は「プライベート(家族と)の時間を多く作りたい」「地域活性化(自身の地元)」「やりたいことを形にできる環境作り」
「地方で働くことに興味がある」「既に地方で働いている」と回答した方に、地方で働くことで実現したいことを伺いました。トップ3に挙げられたのは「プライベート(家族と)の時間を多く作りたい」(51%)、「地域活性化(自身の地元)」(35%)、「やりたいことを形にできる環境づくり」(35%)でした。年代別で10ポイント以上差が見られたのは「プライベート(家族と)の時間を多く作りたい」(30代:60%、40代:48%、50代:45%)、「自然豊かな場所での子育て」(同:36%、28%、20%)、「地域活性化(自分の地元以外含む)」(同:32%、21%、37%)となりました。

4:地方で働いても良い条件、「給与・賞与のアップ」「やりたい仕事内容であること」。地方勤務かどうかによる転職意向度の変化、半数以上が「影響しない」と回答
「地方で働くことに興味がない」と回答した方に、どのような条件であれば地方で働いても良いか伺いました。上位3つに挙げられたのは「給与のアップ」(51%)、「やりたい仕事内容であること」(46%)、「賞与のアップ」(33%)。給与・賞与と仕事内容がポイントであることがわかります。 また、地方勤務の可能性によって転職意向度が変化するかどうかについては、57%が「影響しない」と回答しました。


【調査概要】
調査方法 :インターネットによるアンケート
調査対象 :『ミドルの転職』を利用する35歳以上のユーザー
有効回答数:663名
調査期間 :2021年7月1日~2021年8月31日

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(エン・ジャパン株式会社 / 9月13日発表・同社プレスリリースより転載)