■図表2 残業の九つのタイプ
一見してムダだとわかる残業
残業のタイプ 残業の傾向
1.生活残業 生活費やローンの返済に残業代を当てているので、大して仕事もないのに残業したがる。
2.罰ゲーム残業 成果を上げていない本人は特にやらなければならない仕事があるわけではないが、成果を上げている人が遅くまで会社に残って働いているので、帰りづらい。
3.付合い残業 上司・同僚が残業していると帰りづらいので、誰かが帰るまでつい会社に残ってしまう。
4.ダラダラ残業 仕事の密度が薄く、ダラダラ仕事をしている。
5.成行きまかせ残業 計画性がなく、締切り前に遅くまで残業するのが当たり前になっている。
むしろ一生懸命頑張っているように見えてしまう残業
残業のタイプ 残業の傾向
6.自己満足残業 重要な部分とそうでない部分の見極めがつかず、すべての箇所を完璧に仕上げようとするあまり時間がかかってしまう。すべてが120%の仕上がりでないと気が済まない。
7.独りよがり残業 自分一人の思込みで仕事をして、納期間際に出てきたものが当初の狙いからずれてしまっており、結局残業でやり直せざるを得ない。
8.抱え込み残業 一部分でも他の社員に仕事を渡すと自分のポジションを奪われてしまうのではないかという強迫観念から、なかなか同僚や後輩に仕事を見せない、渡さない。
必ずしも否定すべきではない残業
残業のタイプ 残業の傾向
9.がむしゃら残業 若手社員が早く一人前になりたいといった理由から、ないしは、仕事熱心であるが故に毎日残業を繰り返す。
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