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掲載日:2013/04/18

アドバンテッジ リスク マネジメント
高ストレス者を生み出しやすい組織傾向を分析
~メンタルヘルス対策プログラム「アドバンテッジEAP」の
2012年利用実績を発表~

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:鳥越慎ニ)が、東京海上日動メディカルサービス株式会社と共同で提供しているメンタルヘルス対策プログラム「アドバンテッジEAP」の2012 年の利用実績データを集計し、分析結果をまとめました。

【アドバンテッジEAP利用実績 分析結果のポイント】

1) 高ストレス者の割合は男性より女性の方が高く、年代別では20代、30代が最も多い
高いストレスを抱えている従業員(ストレスレベル「要注意」)の割合は、全体では10.2%であり、男女別では男性(10.0%)、女性(11.2%)となり女性の方が高い結果となりました。年代別に見ると、20代、30代が12.1%で同率となり、40代(11.2%)が続きました。また、業種別ではIT・通信が16.0%と最も高い結果となりました。

2) 回答者の10人に1人は「仕事の負担」に課題あり
ストレスチェックの各設問を9つの指標にまとめ、それぞれ回答ごとに、「課題がある」と答えた方の割合を集計したところ、「仕事への負担」が最も高く(10.7%)、次いで「仕事への不満」(8.9%)、「上司のマネジメント」「職場の一体感」(7.9%)となりました。

3) ストレス要因となるのは「ハラスメント」、「課題あり、なし」で
  
ストレスの差が大きいのは「職場の一体感」
各設問ごとに、「課題がある」と回答した方のうち、高ストレス者の割合を集計したところ、「セクハラの認識」(48.0%)「ハラスメント容認の風土」(39.4%)「パワハラの認識」(38.3%)となりました。また「課題あり」と「課題なし」の高ストレス者割合の差は「職場の一体感」が最も大きく、13.2倍の差がありました。

4) 相談(カウンセリング)利用は、男性より女性が多く、年代別では40代が最多
相談を利用する割合は、男性(7.2%)よりも女性(12.2%)の方が高く、年代別では40代(9.8%)で最も高く、30代(8.9%)がそれに次いでいます。

5) 高ストレス者への能動的なフォローで相談利用率が約4倍
高ストレスまたはサポートが必要と考えられる方(「フォロー対象者」と定義)については、相談利用率が32.6%と全体(8.1%)に比べて約4倍となり、能動的な相談利用の促進が有効であることが示されました。


◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください(PDF)。

(株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp/ /4月9日発表・同社プレスリリースより転載)