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掲載日:2012/02/07

総合法令出版より、新書 『技術は真似できても、育てた社員は真似できない
~老舗ベンチャー・ホッピービバレッジの人財“共育”実践記~』 発売

総合法令出版は、新刊『技術は真似できても、育てた社員は真似できない~老舗ベンチャー・ホッピービバレッジの人財“共育”実践記~』(著者:ホッピービバレッジ株式会社社長・石渡美奈)を1月23日に発売いたしました。
http://www.horei.com/book_978-4-86280-291-0.html


◆ 本書の内容 ◆

人財こそ、中小企業・ホッピービバレッジが大手に対抗できる、強力かつ唯一の武器

老舗企業・ホッピービバレッジを創業以来初の年商40億円の大台に載せた、三代目社長の石渡美奈氏。従業員数が50名を超えた今、社長の直感と情熱だけで会社を動かしていた時代から、社長と社員の間に立つ次世代リーダーを育成することで、成長を加速する段階へきている。

そんな中訪れた3.11での混乱、突然の業績悪化、百貨店への出入禁止事件、工場長との半年間にわたる確執、社員6名の反乱…。次々起こる荒波にも社員と共に立ち向かい、成長しようとする新米社長・ミーナの人財“共育”にかける思いとは。

老舗のDNAと草創期のエネルギーをあわせもつ老舗ベンチャーならではの工夫は、企業の経営者はもちろん、部下をマネジメントする立場の方にも大きな気づきと勇気を与えてくれるだろう。

※共育とは…トップと社員が同じ師や教科書から学び、共に成長していくための、ホッピービバレッジオリジナルの人財育成の手法。


◆ 本書の構成 ◆

はじめに

プロローグ

第一章: ホッピービバレッジの3・11/「延々14時間!前代未聞の帰宅作戦」「震災直前に新生産ラインが稼働!調布工場の奇跡」「聞きかじりの情報に翻弄されるぴよぴよ社員たち」「疾風怒涛の日々――そして混乱は続く」ほか

第二章: 第三創業テイクオフに向けた進化/「“アイドル経営者”では終わりたくない!」「中小企業だからこそ、ビジネススクールで学ぶ意味がある」「カッコ悪い姿をあえて社員に見せる」「“五月ショック”勃発!忍び寄る、衰退の兆し」ほか

第三章: 成長を実感できる人財育成プラン/「リーダー育成の『超・加速化モデル』への挑戦」「研修を超オーダーメイドにこだわる理由」「『リーダーがわからない!』選抜社員たちの苦悩」「リーダーシップのある優秀な幹部社員をどう育てるか」ほか

第四章: 社員が語る、“成長実感”/社員5名のインタビュー、社員座談会

第五章: 次の100年を作る決意/社内を震撼させた「7月事件」「なぜ戦略を実行できないのか」「『バタフライ効果』でトルネードが襲来!?~社長の反省~」「人々の夢と歴史を物語るホッピー」「『共育』というライフワーク」ほか

エピローグ

おわりに


◆著者紹介◆

石渡美奈(いしわたり・みな)
ホッピービバレッジ株式会社代表取締役社長

1968年東京都生まれ。立教大学卒業後、日清製粉(現・日清製粉グループ本社)に入社。人事部で活躍後、93年に退社。広告代理店を経て、97年、祖父・石渡秀が創業したホッピービバレッジ(旧・コクカ飲料)に入社する。ラッピングを施したトラック“ホピトラ”の導入、ラジオ番組「HOPPY HAPPY BAR」の開始、「ホッピーマガジン」の創刊など、唯一無二の商品力を活かしたマーケティングを積極的に展開。これまで社内になかった新風を送りこみ、かつて8億円に落ち込んでいた売上を40億円にまで引き上げることに成功する。また会社の中心的存在を育てるため、副社長時代から新卒採用にも着手。一人ひとりの能力を引き出す独自の研修の実施、全従業員との懇親会の開催など、社員と共に成長する社員“共育”に取り組んでいる。

最近では、社長業の傍ら早稲田大学ビジネススクールMOTを修了。TV番組のコメンテーターやセミナー講師、大学でのビジネスコンテストの審査員など、ホッピーの広告塔として活動の幅を年々広げている。

著書に『社長が変われば会社は変わる!』(阪急コミュニケーションズ)、『社長が変われば、社員は変わる!』(あさ出版)、『ホッピーの教科書』(日経BP社)がある。

(総合法令出版 株式会社 http://www.horei.com/ /2月7日発表・同社プレスリリースより転載)