ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2011/09/26

ビー・スタイル、「スポット派遣」を強化を宣言
~主婦の声に応えて禁止の前日まで。職業選択の自由を尊重し、多くの就業機会を提供~

既婚女性を中心にパートタイム型人材派遣サービスを展開する株式会社ビー・スタイル(東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦、以下ビー・スタイル)は、日雇派遣が禁止されるその前日まで、スポット派遣を徹底的に行って参ります。スポット派遣の専門部隊、『スポット派遣サービス・ユニット』を発足し、1日だけのお仕事や1ヶ月だけの短期のお仕事などに徹底して対応いたします。

ビー・スタイルでは創業以来、人材派遣サービスを中心として主婦層の雇用機会創出を担って参りました。主婦層の方々の就業意欲は高く、また能力も非常に高い一方、就業機会だけが与えられず、その能力を開花させることができずにいる方々がまだまだいます。

一番の原因は、時間の制約です。家庭があり、子供がいる、という環境が就業機会を奪う原因となっています。

私たちビー・スタイルは、そういった方々に少しでも就業機会を提供しようと、事業活動に勤しんで参りました。創業から10年目を迎える今期、ビー・スタイルは原点に帰り、スポット派遣サービスに徹底的にこだわって参ります。


【 宣言に至った経緯 】
現在国会に提出されている改正労働者派遣法案には、2ヶ月以内の日雇派遣禁止がうたわれています。法案は現在も審議中であり、日雇派遣は禁止される可能性があります。そのため当社を含む各人材派遣会社はスポット派遣への対応を手控えて、時には取引先企業からの要請をお断りせざるを得ないこともございました。

しかしそれらの「迷い」を振り払った切っ掛けのひとつは、ビー・スタイルが実施した派遣スタッフの座談会でした。以下は、その場で実際に挙がった声の一部です。


<主婦労働者から「スポット派遣」に対する声>

● 母の介護があるので、月の半分だけしか働けない。スポット派遣がなくなると、空いている日に仕事を入れられなくなってしまいます。

● 今人員削減で大変なのに、スポット派遣がなくなって、それこそ封入など社員が残業してやるの?と思いました。忙しい人はより忙しく、仕事を探している人はスポットの仕事がなくなって、ずっと仕事を探し続けなければならなくなるのではと心配です。

● スポット派遣を必要としない人より、スポットで働けることを必要とする人の方が多いのではないでしょうか。


一方、派遣先企業からのスポット派遣要請も、絶えることなく私たちに寄せられ続けました。東日本大震災以降、景気の先行きは読みづらく節電対策も行わなければならない経営環境下で、柔軟な労働力は大いなる戦力となります。

働く側にも受け入れる側にも強いニーズがあるのであれば、私たちはお応えしなければなりません。スポット派遣とは派遣の原点であり、条件制約の厳しい主婦層の方々にとって就業機会を得るとても有効な手段です。

私たちは、主婦の方々の職業選択の自由を尊重し、少しでも多くの就業機会を提供いたします。


【 今後の方針 】
ビー・スタイルでは、上記のような企業の経済合理性の追求をバックアップし、1日だけの仕事や1ヶ月だけの短期の仕事などに対応して参ります。まずは入力業務など事務系の職種にて、主婦層などに就業機会を提供し、2011年中に売上月額1000万円到達を目指します。


【 株式会社ビー・スタイルについて 】
経営理念「best basic style」。既婚女性(主婦層)に特化した人材サービス会社。主要事業であるパートタイム派遣事業の取引先は、大手企業を中心に約月間600社ほど。フルタイム派遣を希望する企業に対し、パートタイム派遣のノウハウを提供。クオリティーを維持しながら派遣コストを30%以上削減可能にしている。現在の登録者数は5万人。他サービスに、主婦に特化した全国求人媒体「しゅふJOB」、社会人インターンサービス「Re-ing」がある。

◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。

(株式会社 ビー・スタイル http://www.b-style.net/ /9月20日発表・同社プレスリリースより転載)