ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2011/08/09

2012年卒マイコミ学生就職モニター調査
「就職活動を漢字1文字で表すと?」の調査結果を発表

~ 1位は3年振りに『楽』、長期化を反映してか『長』が調査以来初ランクイン ~

株式会社 毎日コミュニケーションズ <以下、マイコミ>(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2012年卒業予定の学生を対象とした「2012年卒マイコミ学生就職モニター調査 7月の活動状況」を実施し、その一環として調査している「あなたの就職活動を漢字1文字で表すと?」の結果を発表しました。本調査は、2000年(2001年卒業予定者対象)から毎年実施しており、今年で12回目となります。

厳しい新卒採用環境にやや回復の兆しが見え始めた2012年卒の就職活動は、東日本大震災で状況が一変した。選考スケジュールの変更による長期化や、情報の不透明さなどが学生の不安に拍車を掛けた。全体的に厳しい就職活動状況を想像させる漢字が並んでいるのはそのためだと推測できる。

2位の「苦」や3位の「迷」、4位の「疲」、6位の「難」や8位の「悩」など、その苦悩が漢字から読み取れる。また、就職活動の長期化を反映してか、9位の「長」は、今年初めてのランクインを果たした。その一方で、これまでの調査では上位にランクインしてきた「動」の得票が伸びなかった(ランク外、17位)。震災後は活動が滞り、二の足を踏む状態がしばらく続いたためと思われる。活発に動き回ることができず、長期化で疲弊した姿が浮き彫りになった。「疲」も調査以来最も上位の4位(11年卒:7位)となり、今年の就職活動の特徴が如実に見られた。そんな中、最も得票が多かったのは「楽」であった(09年卒以来の1位)。「楽」を選択した学生のコメントを見ると、「楽(らく)だった」のではなく、「(就職活動を)楽しめた」「(さまざまな出会いが)楽しかった」という意味合いで選択した学生が多く、就職活動を通じての自身の成長や新たな出会い、発見の喜びなどからこの漢字を選択しているようだ。


≪ 2012年卒(2011年) BEST10 ≫

 順位   漢字   得票率

 1位        楽    6.4%

 2位        苦    5.0%

 3位        迷    4.3%

 4位        疲    3.0%

 5位        縁    2.5%

 6位        難    2.4%

 7位        耐    2.2%

 8位        悩    2.0%

 9位        長    1.7%

 9位        変    1.7%


【 「あなたの就職活動を漢字一文字で表すと?」調査 概要 】

 ○ 調査対象/2012年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生
 ○ 有効回答/789名
 (内訳 文系男子:179名、理系男子:238名、文系女子:171名、理系女子:201名)
 ○ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力 
    ※1名につき漢字1文字と選出理由を自由回答
 ○ 調査期間/2011年7月27日~2011年7月31日


《参考:過去の調査結果》
調査結果の詳細は『採用サポネット』で公開しています


◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。

(株式会社 毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /8月9日発表・同社プレスリリースより転載)