～高齢化率トップの日本において、介護を抱えながら働く従業員が増加中～

株式会社ワーク・ライフバランス(所在地：東京港区　代表取締役社長：小室淑恵)は、高齢化率が世界トップの日本において、その高齢者の介護を抱えながら働く従業員が増えていることに着目し、親の介護を抱える社員が介護と仕事を両立し、職場で戦力として成果を上げ続けるためのサポート「介護と仕事の両立ナビ」(企業向けサイト、以下「本サイト」)を2011年6月にオープンいたしました。

▼ 「介護と仕事の両立ナビ」　　http://www.work-life-b.com/navi.html


■ サイトオープンの背景

少子高齢化が進む日本社会では今後10年間で、団塊世代が一斉に介護が必要となり、その子ども世代である団塊ジュニアが、介護に従事する可能性が高いと予測されています。企業としては、現在ビジネスの中核を担い、豊富な経験・ノウハウを持つ当該世代の従業員が介護を理由に退職することなく働き続けられる環境を整備する必要性があります。また、従業員としても、兄弟数の減少や未婚・晩婚化、共働き世帯の増加等により、働き盛りの男性ほど介護をするために休業や短時間勤務を選択する必要が出てくるといわれています。

そのようななか、当社は創業当時より、私生活(ライフ)で育児だけでなく介護などの事情で時間的制約が生まれた場合においても、仕事(ワーク)で生産性高く働き成果を出すための働き方を実現する、「ワーク・ライフバランスコンサルティング」を提供してまいりました。年間400回を超える講演・研修の実績の中で多く耳にする感想が、「このままの働き方では親の介護と両立できず、仕事を諦めてしまうのではと不安になります」「介護のことなど一切考えずに働き続けてきました。何から準備を始めたらいいか途方に暮れています」といった、「介護に関する知識や情報の不足」への不安と「仕事の進め方を変えなければならない」という危機感でした。

そこで、このたび提供を開始する本サイトでは次のような機能を備えています。利用者がこれらの機能を通して、介護と仕事の両立の実現に向けて何から準備するべきかを考え、介護と仕事を両立するための具体的な方法を学ぶことで、介護と仕事の両立に関する不安を払しょくすることを狙いとしています。

■ 「介護と仕事の両立ナビ」機能概要

【機能1】　介護と仕事の「両立」にこだわった情報を積極的に発信
「介護と仕事は両立できる」を実現するために、利用者の状況やご両親の症状に応じた情報を提供します。

【機能2】　事前準備から道を探り仕事と介護を両立するまでの情報や手法をワンストップで提供
介護に「そなえる」段階から具体的な介護方法、さらには介護と仕事の両立に向けて介護休業等の制度利用の上手なポイントについてもアドバイス。介護と仕事の両立について、早期に準備をスタートできます。

【機能3】　スムーズな両立に向けた働き方の見直しもサポート
「介護と仕事の両立」の第一歩は介護に直面する前から始まっています。チームでの仕事の共有や時間の使い方といったビジネススキルはもちろん、両立を支える家族とのコミュニケーション方法についてもサポートします。

＜お問い合わせ・お申込＞
お客様担当　Mail　： customer@work-life-b.com

（株式会社ワーク・ライフバランス　http://www.work-life-b.com/ ／7月22日発表・同社プレスリリースより転載）

◆ 株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵氏が、「仕事と介護の両立支援」について語った講演レポートはこちら。