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掲載日:2011/03/30

アイデム 人と仕事研究所
中小企業の従業員構成に関するアンケート調査

~中小企業の約4割に人材不足感~
本調査によると、昨今の厳しい経済状況の中にあっても、約4割の企業が人材不足を感じていた。その中でも特に、「30歳未満」の層に対する不足感が強い。社会では、内定率の低下や就職難等若年層や非正規社員の雇用問題が取り沙汰されているが、中小企業の人材不足の理由としては「新たな人件費の発生を防ぐため、募集をしていない」が挙げられており、“欲しくても採れない”厳しい状況がうかがえた。

▼ 就業している労働者の内訳
・ 正社員では“女性よりも男性”、正社員以外の従業員では“男性よりも女性”を雇用している企業が多い。
・ 正社員以外の従業員では、正社員に比べて「30歳未満」「60歳以上」の労働者が占める割合が多い。

▼ 人材の過不足感
・ 男性正社員の「45~60歳未満」の層に対して、過剰感が強い。
・ 正社員、正社員以外の従業員ともに、「30歳未満」の層に対する不足感が強い。
・ 人材不足が生じる主な理由は、「新たな人件費の発生を避けるため、募集をしていない」。

▼ 正社員が就いている職位
・ 女性は、男性に比べ、年齢が上がっても「一般社員」でいる場合が多い。

▼ 職位別の「必要とされる力」
・ どの職位にも必要とされるのは、「特定の分野に通じた高度な専門的知識・技術」。

▼ 職位別の「不足に感じる力」
・ 監督職以上では、共通して「新しい発想や提案・企画をする能力」が不足。

★ 「中小企業の従業員構成に関するアンケート調査」は
  人事・労務お役立ちサイト「Work-ium(ワークイウム)」で公開中


株式会社アイデム http://www.aidem.co.jp/ /3月29日発表・同社プレスリリースより転載