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掲載日:2022/09/26

2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)

8月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は79.5%
学生の約9割が、参加する際の服装を「企業から指定してほしい」と回答

 

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(3,229名)を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」の結果を発表しました。
 

《TOPICS》

  • 8月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合は前年比5.6pt増の79.5%
  • 8月は「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」など、実際の仕事や職場体験型のインターンシップに参加した割合が前月に比べて大きく増加
  • インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加する際の服装は「企業から指定してほしい」が9割。実際に参加した際の服装は対面、WEBともに「スーツ」が最多
  • インターンシップに参加して「良いギャップを感じることが多かった」学生は34.8%。一方で、「以前に公表されていた情報と違った」など、悪いギャップを感じた学生も

 

【調査概要】

24年卒学生の8月時点でのインターンシップ・ワンデー仕事体験の累計参加率は対前年比5.6pt増の79.5%だった。8月(単月)に参加した割合は72.9%と、7月に比べて29.6pt増加した。

8月に参加したプログラムを聞いたところ、WEB・対面ともに前月と同様に「業界・企業・仕事内容の説明」「ガイダンス」が上位だった。特に増加した項目では「対面」で実施される「実務体験」「現場社員との座談会・交流会」「会社見学・工場見学」といった、実際の仕事や職場体験型のものが目立った。8月は開催期間の長いプログラムへの参加割合が高く、開催形式に関わらず実施内容が多様になり、より体験型のプログラムへの参加が増加したと思われる。

インターンシップに参加する際の服装は「スーツ参加・私服参加など、企業から指定してほしい」が90.6%で、実際に参加した際の服装で最も多いのはWEB・対面ともに「スーツ」だった。特に、「企業側から指定があったためスーツ」は対面開催の方がWEBよりも多く、その差は7.9ptだった。働く上で相応しい服装を選ぶことも大切な視点だといえるが、この時期はスーツなどが揃っていない学生がいることも想定される。

インターンシップに参加してギャップを感じたことがあるか聞いたところ、「ギャップはなかった」が最多で61.7%、次いで「どちらかというと良いギャップを感じた」が34.8%だった。内容について自由記入で聞いたところ、「良いギャップがあった」学生のコメントは「業界や仕事内容への先入観と違った」という意見が多く、また「インターンシップ・ワンデー仕事体験そのものに対するイメージが変わった」という意見も見られた。一方、「悪いギャップがあった」学生のコメントは「事前に公表されていた情報と違った」や「あやふやな情報しか得られなかった」など、期待した体験ができなかったことへの不満がみられた。

 

【調査担当者コメント】キャリアリサーチラボ 主任研究員 東郷こずえ

大学が夏季休暇を迎え、学生がより活発にインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加するようになりました。これまでの参加割合は8月時点でほぼ8割になり、職場体験型のプログラムに参加する学生も増えているようです。それに伴い、インターンシップ参加時の服装について悩む学生も多いのではないでしょうか。働く場所に相応しい服装を選ぶということも大切なことであり、必要に応じてスーツを用意する必要もあると思います。一方で、この時期にはまだスーツ等が揃っていない学生もいるでしょう。必須でない場合は「私服」を指定するなど、企業側の配慮も求められます。

 

【調査概要】
「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」
○調査期間/2022年8月20日(土)~8月31日(水)
○調査方法/マイナビ2024の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2024年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/3,229名(文系男子525名 理系男子557名 文系女子1,420名 理系女子727名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ/9月15日発表・同社プレスリリースより転載)