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掲載日:2022/06/27

「仕事のかけもち・Wワーク・副業」実態調査2022

53%が「仕事のかけもち・Wワーク・副業の経験がある」と回答。
Wワークを開始した時期は、「新型コロナウイルスの流行前」が7割。

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する”派遣型のアルバイト”を集めた求人サイト『エンバイト』上で、サイト利用者を対象に「仕事のかけもち・Wワーク・副業」に関するアンケートを実施。1,361名から回答を得ました。以下、結果をご報告いたします。
 

<調査結果 概要>

  • 仕事のかけもち・Wワーク・副業に興味がある人は76%。興味がある理由、第1位は「自由に使えるお金が欲しい」。2021年と比べて「コロナ禍による収入減」を理由に選択した方は、15ポイント減少。
  • 「仕事のかけもち・Wワーク・副業の経験がある」方は53%。経験がある方の約7割が「新型コロナウイルスの流行前」にWワークを開始。
  • 仕事のかけもち・Wワーク・副業をして良かったことは「生活費の足しになった」、大変だったことは「体調管理」。
  • かけもち・Wワーク・副業の仕事探しで譲れない条件、第1位は「シフトの融通が利く」。
     

<調査結果 詳細>
1:仕事のかけもち・Wワーク・副業に興味がある人は76%。興味がある理由、第1位は「自由に使えるお金が欲しい」。2021年と比べて「コロナ禍による収入減」を理由に選択した方は、15ポイント減少。
「仕事のかけもち・Wワーク・副業に興味はありますか?」と伺うと、76%が「興味がある」と回答しました。興味がある理由を伺うと、第1位は「自由に使えるお金が欲しいから」(51%)でした。昨年(2021年)に実施した同テーマの調査と比較すると、「コロナ禍によって収入が減ったから」(2022年:45%、2021年:30%)を選択した方は15ポイント減少しました。コロナ禍による収入減を感じている方が減少していることがうかがえます。

2:「仕事のかけもち・Wワーク・副業の経験がある」方は53%。 経験がある方の約7割が「新型コロナウイルスの流行前」にWワークを開始。
「これまでに仕事のかけもち・Wワーク・副業をしたことはありますか?」と伺うと、53%が「ある(過去にしたことがある:42%、現在している:11%) 」と回答。開始したタイミングを伺うと、約7割が「新型コロナウイルスの流行前」(67%)と回答しました。

「仕事のかけもち・Wワーク・副業の期間はどのくらいですか?」と伺うと、54%が「3ヶ月以上」と回答。半数以上が長期にわたってかけもち・Wワーク・副業を続けていたことが分かります。仕事のかけもち・Wワーク・副業での月収を伺うと、「5万円~10万円未満」(26%)が最も多く、次いで「3万円~5万円未満」(25%)、「1万円~3万円未満」(24%)となりました。期間・月収ともに、順位は昨年(2021年)に実施した同テーマの調査と同じ結果になり、仕事のかけもち・Wワーク・副業の期間や月収に大きな変化が起きていないことがうかがえます。

3:仕事のかけもち・Wワーク・副業をして良かったことは「生活費の足しになった」、大変だったことは「体調管理」。
仕事のかけもち・Wワーク・副業をしたことがある方に、仕事のかけもち・Wワーク・副業をして良かったことを伺うと、第1位は「生活費の足しになった」(64%)でした。次いで「自由に使えるお金が増えた」(36%)、「空き時間が有効に使えた」(28%)が続きました。

仕事のかけもち・Wワーク・副業をして大変だったことを伺うと、トップ3は「体調管理」(54%)、「スケジュールの管理」(48%)、「かけもち・Wワーク・副業の仕事探し」(41%)でした。良かったこと、大変だったことそれぞれのエピソードも紹介します。良かったこと・大変だったことともに、上位3位の順位は昨年(2021年)に実施した同テーマの調査と同じ結果になり、仕事のかけもち・Wワーク・副業を通じて感じる良かったこと・大変だったことに大きな変化が起きていないことがうかがえます。

4:かけもち・Wワーク・副業の仕事探しで譲れない条件、第1位は「シフトの融通が利く」。
仕事のかけもち・Wワーク・副業を経験がある方に「仕事のかけもち・Wワーク・副業のお仕事を選ぶ上で譲れない条件は何ですか?」と伺うと、第1位は「シフトの融通が利く」(52%)でした。次いで「隙間時間・短時間でできる」(50%)、「”1日のみ”など働く期間が決まっている」(38%)が続き、仕事内容や条件面よりも、シフトや期間など働き方を重視する方が多いことがわかりました。

昨年(2021年)に実施した同テーマの調査と比較して5ポイント以上差があったのは、「すぐに働き始められる」(2022年:28%、2021年:35%)、「週末・休日だけできる」(同じ:12%、23%)でした。働きはじめるまでの期間や、週末・休日に働くことを重視する方が昨年より減少したことがわかりました。
 

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンバイト』を利用しているユーザー
■有効回答数:1,361名
■調査期間:2022年4月26日~5月30日
 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社/6月21日発表・同社プレスリリースより転載)