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掲載日:2022/03/10

<2023年卒>3月1日時点の内定率は28.6%(速報)

株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2023年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、3月1日時点での就職活動に関する調査を行いました。(調査期間:2022年3月1日~6日、回答数:1,302人)


1.3月1日時点の内定状況

○内定率は28.6%。前年同期実績(21.1%)を7.5ポイント上回る
○内定企業の7割強(74.1%)が「インターンシップ(※)参加企業」。活動終了者は全体の5.5%
2.エントリー状況
○エントリー社数の平均は19.6社。前年同期(23.3社)より3.7社減。今後の予定社数は微増
3.就職活動解禁を迎えた心境
○「いよいよ本格的に始まった」は半数(53.5%)。「いまさらという感じ」が4割超(41.4%)

1.3月1日時点の内定状況
3月1日で内定を得ている学生は全体の28.6%。前回調査(20.2%、2月調査)からの1カ月間に8.4ポイント上昇し、就活解禁とは言うものの、すでに3割近くが内定を手にしている。前年同期実績(21.1%)を7.5ポイント上回っており、現在の日程ルールが7年目を迎える中で、早期化が進行していることがうかがえる。内定企業の7割強(74.1%)がインターンシップに参加した企業。
内定取得学生のうち、就職先を決めて就職活動を終了したのは19.0%で、大半は内定を得ても就職活動を継続していると回答。モニター学生全体を分母にとると就活終了者(就職先決定)は5.5%となり、多くの学生にとって本番はこれからだ。

2.エントリー状況
一人あたりのエントリー社数の平均は19.6社で、前年同期実績(23.3社)を3.7社下回った。すでに面接試験を受けたという学生が7割を超えるなど(70.8%)、早期化が進行する中で、エントリーする企業を事前に絞り込む傾向が強まった。ただ、今後のエントリー予定社数は平均11.6社で、前年調査(10.7社)よりやや多い。早い時期に接点を持った企業から良い感触を得られず、視野を広げようという学生も少なくないのだろう。

3.就職活動解禁を迎えた心境
3月1日の「解禁日」を迎えた心境を尋ねた。自分の気持ちに近いものを選んでもらうと、「いよいよ本格的に始まった」と回答した人が最も多いものの(53.5%)、前年調査より割合は下がり、その分「いまさらという感じ」が増加し、4割を超え(41.4%)。前年よりも就職戦線の早期化が進んだことが、このデータからもうかがえる。

<調査概要>
調査対象:2023年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数:1,302人(文系男子438人、文系女子382人、理系男子335人、理系女子147人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2022年3月1日~6日
サンプリング:キャリタス就活2023学生モニター

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ディスコ / 3月7日発表・同社プレスリリースより転載)