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人事サービス 雇用・採用
掲載日:2022/03/08

パート・アルバイト希望者、平日9時から15時の間の勤務を6割以上が希望

新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は36.1%

総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2021年12月から2022年1月にかけて総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。

<調査結果>
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は36.1%

【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
「自宅から通いやすいから」58.3%、「希望する仕事内容だから」55.0%、
「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」34.4%

【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
自宅から通いやすいから」59.8%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」45.3% 、
「希望の勤務時間帯だから」42.5%

【希望の勤務時間帯】
正社員希望者、平日9時から17時の間の勤務を約7割が希望
パート・アルバイト希望者、平日9時から15時の間の勤務を6割以上が希望

 
<調査概要>
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2021年12月1日~2022年1月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月2日~2022年2月5日
有効回答:654名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります 


<調査結果の詳細>
【回答者プロフィール】

希望する雇用形態
・正社員:23.1%
・パートまたはアルバイト:53.7%
・契約社員または嘱託社員:7.8%
・派遣社員:9.0%
・その他:6.4%

性別
・男性:45.3%
・女性:54.7%

 

【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は36.1%%

求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかきいた。全体で36.1%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は4割を下回った。希望雇用形態別に影響の有無をみると、「はい」は「派遣社員」の44.1%が最も高かった。この傾向は2021年10月調査から続いている。

【求人に応募した理由(正社員希望の場合)】
自宅から通いやすいから」58.3%、「希望する仕事内容だから」55.0%、「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」34.4%

求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」の58.3%、次いで「希望する仕事内容だから」が55.0%、「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」が34.4%となった。
仕事探しにおける新型コロナウイルスの影響の有無との関係をみると、「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「自己啓発・キャリア形成を支援してくれそうだから」が12.9pt、「自分が求める福利厚生が充実していたから」が9.9pt、「研修等の教育制度が充実していそうだから」が7.8pt高かった。スキル向上やキャリア支援に協力的な企業を選んでいる人が多い。
「感染症影響なし」の人では、「感染症影響あり」の人よりも「希望する仕事内容だから」 が13.6pt、「能力や経験を生かした仕事ができそうだから」が8.3pt、「残業時間が少なそうだから」が7.5pt高かった。今までの経験を生かした仕事内容や、就業時間内での勤務を重視する人が比較的多いようだ。


【求人に応募した理由(パート・アルバイト希望の場合)】
自宅から通いやすいから」59.8%、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」45.3% 、
「希望の勤務時間帯だから」42.5%

求人に応募した、パートまたはアルバイト雇用を希望する人に、自身が応募した求人を選んだ理由をきいた(複数回答)。最も多かったのは「自宅から通いやすいから」で59.8%、次いで「希望の勤務時間数・日数が選べるから」が45.3%、「希望の勤務時間帯だから」が42.5%となった。
仕事探しにおける新型コロナウイルスの影響の有無について、「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「希望の勤務時間帯だから」が11.5pt、「転勤がないから」が7.8pt、「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそうだから」が7.0pt高くなった。勤務できる場所も、勤務する時間に関しても、縛りがある中で適した条件の仕事を見つけているようだ。
「感染症影響なし」の人は、「感染症影響あり」の人よりも「自宅から通いやすいから」が4.8pt高かった。
 

【希望の勤務時間帯】
正社員希望者、平日9時から17時までの間の勤務を約7割が希望
パート・アルバイト希望者、平日9時から15時までの間の勤務を6割以上が希望

求人に応募した人に、希望の勤務時間帯を「月曜~金曜」「土曜日」「日曜日」に分けてきいた。
「正社員」での雇用を希望する人では、「勤務を希望しない」日が「日曜日」に74.8%、「土曜日」では58.9%だった。半数以上の人が、少なくとも土曜日か日曜日は休業の仕事を希望している。
「月曜~金曜」に勤務を希望する時間帯は、9時から17時までで約7割となっている。また、19時以降翌6時までの時間帯でも、約1割が勤務を希望している。
「パートまたはアルバイト」を希望する人では、「勤務を希望しない」日が「土曜日」は42.2%、「日曜日」では55.6%だった。正社員希望の人と比べるとその割合は低いものの、土日での勤務は避けたいと思う人が多いようだ。
「月曜~金曜」に勤務を希望する時間帯は、9時から15時までが6割以上となっている。また、20時以降翌5時までの時間帯では、曜日の差が比較的小さくなっている。

 

<調査・分析担当者のコメント>
アイデム 東日本事業本部 データリサーチチーム 関 夏海

昨年12月から今年の1月にかけての調査結果では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしている人は36.1%で、21年9月以降4割を下回っています。
今回の調査では、希望の勤務時間帯について聞いています。正社員を希望する人では、「月曜~金曜」の9時から17時までの時間帯を希望する割合が約7割で、パートまたはアルバイトを希望する人よりも高い割合でした。「土曜日」と「日曜日」を比較すると、いずれの雇用形態希望者も日曜日の「勤務を希望しない」割合が高くなりました。時間帯別に仕事を募集する際の参考になれば幸いです。


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社アイデム/2月25日発表・同社プレスリリースより転載)