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掲載日:2022/01/25

『2022年 転職意識調査 vol.2』を実施

キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研(※1)』を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、810人の社会人男女を対象に「2022年 転職意識調査vol.2」を実施しました。同調査は男女別の転職経験有無や年齢別を含めた転職回数、また転職の必須条件や転職のメリットとデメリットをどのように考えているかについて調査しました。

【転職は何を目的にするか】
一時は減少したコロナ感染者数も再び猛威を振るう勢いで日本全国にその数が急増しています。コロナウイルスの波は転職市場でも大きな影響が出ることが考えられ、再び多くの業界で採用活動の停止や縮小を余儀なくされ転職を検討しづらい、または転職活動が難航することも考えられます。
 そうした背景にJob総研では、男女別で見るこれまでの転職経験有無や、年齢別を含めた転職回数及び転職する場合の業界や業種について、また転職に際して必須とする条件や、転職のメリット・デメリットをどのように考えているかなどについて調査を実施しました。

【調査概要】
調査対象者    :全国 / 男女 / 20~69歳
調査条件     :1年以内~10年以上勤務している社会人
          20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間     :2022年1月7日~1月12日
サンプル数    :810人
調査方法     :インターネット調査

【TOPICS】
・「転職経験あり」78.8%のうち女性の転職経験が81.9%(男女別の回答者数に対する割合)
・年代が上がると転職回数も増え、50代は65.1%で最多。20代は9.4%
・転職に際しての必須条件は80.9%が「年収アップ」と回答
・転職のメリットは63.5%が「収入アップが見込める」と最多回答
・転職のデメリットは60.2%が「人間関係リセットによる労力」と最多回答


【転職経験の有無】
これまでのキャリアにおける転職経験の有無について、78.8%が「転職経験あり」と回答する中、その数を男女別で見ていくと、男性は77.4%で女性が81.9%になり、男性よりも女性の転職経験者が多いという回答結果になりました。

【転職回数と3回以上の年代別】
転職経験ありと回答した638人の回答者のうち、43.3%が転職回数1回と回答し最多で、次いで2回が20.8%、3回が15.7%、4回が5.2%、5回が4.2%、それ以上は10.3%という回答結果になりました。
 転職回数が3回以上の回答者を年代別で見ると、年代が上がるにつれて転職回数も多くなっていく傾向がわかりました。内訳は20代9.4%、30代33.7%、40代58.7%、50代65.1%です。

【転職の必須条件】
転職に際して必須条件とするものについては、80.9%が「年収アップ」の最多回答で、次いで「業務内容」62.1%、「休日・休暇制度の整備」57.5%、「勤務地」56.9%、「業種・職種」53.5%、「雇用形態」50.4%、「勤務時間」42.3%という回答結果になりました。

【転職のメリットをどう考えるか】
転職のメリットについてどのように考えるかは、「収入アップが見込める」が最多回答の63.5%で、次いで「自身の可能性を広げられる」61.6%、「働く環境の改善が可能」61.2%、「知識やスキルがアップデートされる」55.6%、「新たな環境でリスタートできる」44.4%、「未経験にチャレンジできる」29.1%という回答結果になりました。

【転職のデメリットをどう考えるか】
転職のデメリットについてどのように考えるかは、「人間関係のリセットによる労力」が60.2%で最多回答になり、次いで「環境の変化による経済的・心理的負担」52.8%、「未経験の転職の場合即戦力にならない」34.7%、「経験を活かせない可能性がある」25.4%、「収入ダウンの可能性がある」23.5%という回答結果になりました。

【調査まとめ】
この度実施した「2022年 転職意識調査vol.2」で、転職の必須条件に8割以上が年収アップと回答し、メリットでも収入アップが見込めると6割が回答していることから、多くの社会人にとって転職の目的が収入アップであることがわかりました。また転職経験の有無では女性が若干数多く、全体では年代が上がるにつれて転職回数も増え、50代が約7割と最多で、20代では約1割という回答結果になりました。
また同調査による転職経験ありの回答者による「転職理由についての”本音と建前”」も公開しています。“本音”は年収アップが上位に対して、”たてまえ”ではスキルアップが最多回答になりました。
ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ライボ / 1月24日発表・同社プレスリリースより転載)