[社会]2021/12/06

給与のデジタル払いに「悪い」印象を持つ人は41.7% 67.0%が「すべて現金を銀行口座から受け取りたい」

総合転職エージェントの株式会社ワークポート(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:田村高広)は、全国の転職希望者312人を対象に、「給与のデジタル払い」についてアンケート調査を行いました。


■「給与のデジタル払い」の制度化を「知らない」人が59.6% 「悪い」印象を持つ人は41.7%

政府は、「給与のデジタル払い」の解禁を進めています。「給与のデジタル払い」をビジネスパーソンはどう捉えているのか、全国の20代~40代の男女に調査を行いました。対象者に「給与のデジタル払い」を知っているか聞いたところ、「いいえ」と回答した人が59.6%と知らない人が半数を大きく超えていることがわかりました。さらに、給与のデジタル払いにどんな印象を抱いているか聞いたところ、「良い」が20.5%、「悪い」が41.7%、「どちらでもない」が 29.2%、「わからない」が8.7%と、悪い印象を持つ人が半数弱という結果になりました。印象が「悪い」理由としては、「情報漏洩が怖い」(40代・男性・システムエンジニア)、「ハッキングなどのリスク管理が大変」(30代・男性・医療)など、セキュリティ面やリスク管理を不安視する意見が多く挙がりました。また、「キャッシュレス非対応支払などがあるため」(40代・男性・システムエンジニア)など家賃や公共料金など銀行口座を介する支払い機会が多いため不便になるのではないかという意見も目立ちました。さらに、災害時に「スマートフォンなどの端末が使えない状況が発生するリスク」(40代・男性・営業)を懸念する人もいました。印象が「良い」と回答した人の多くは、キャッシュレス決済の普及のために必要と考えていました。また、「使用するか否かに関わらず、受取方法の選択肢が広がることは良いため。」(20代・女性・事務)など、給与の支払い、受取方法の多様化を歓迎している傾向がありました。さらに、普段キャッシュレス決済を利用するからこそ便利という声のほかに、日本の銀行口座を持たない外国人労働者に対しても便利とする意見がありました。

■給与のデジタル払いが解禁されても「すべて現金を銀行口座から受け取りたい」人が67.0%

給与のデジタル払いが解禁されたら便利になると思うか聞いたところ、「はい」が26.9%、「いいえ」が33.3%、「わからない」が 39.7%という結果になりました。
さらに、デジタル払いが解禁されたら給与をデジタル払いで受け取りたいか聞いたところ、「すべて現金を銀行口座への振り込みで受け取りたい」と回答した人が67.0%と大多数でした。銀行口座を経由する受け取り方に不満が無い人が大多数です。セキュリティを不安視する声や金銭をデジタルで扱うことによる使いすぎを懸念する意見もありました。しかし、「ボーナスやインセンティブのみデジタル払いで受け取りたい」という人は14.7%、「すべてデジタル払いで受け取りたい」人は8.7%と、少しでもデジタル払いを望む人は2割を超えます。「すべて現金を手渡しで受け取りたい」人は1.0%のみであることを考慮すると、デジタル払いへの期待は決して少なくないと言えます。ボーナスやインセンティブのみデジタル払いで受け取りたい人は理由として、「預金は銀行。決済はデジタル決済と使い分けたい」(40代・男性・企画)と、受け取り方の手段の使い分けを望んでいました。また、リスクの分散のためにも少しずつデジタル払いを始めたいという意見も挙がりました。「すべてデジタル払いで受け取りたい」人は、「受け取り時点でデジタルである方が使い勝手がいい。」(20代・男性・接客販売)など、スマホ決済による便利さや銀行を介する手間の解消を理由に挙げていました。

■スマホ決済を利用している人は70.9%

給与はこれまでどおり銀行口座への振り込みで受け取りたい人が大半を占めました。では、スマホ決済は浸透していないのでしょうか。対象者に、〇〇payなどのスマホ決済(QRコード型)をどの程度使用しているか聞いたところ、「メインとして使っている」が36.9%、「メインは現金決済で、スマホ決済はサブ的に使っている」が34.0%と、使っている人が70%を超え、「使っていない」の29.2%を圧倒しました。使い始めた理由としてポイント還元やクーポン、キャッシュバックなどのお得さや、スマホひとつで支払い可能な便利さを挙げる意見が多くありました。また、新型コロナ感染防止のために非接触型の支払いを望む声も少なくありませんでした。

■今後もスマホ決済を使い続けたい人は約99%

スマホ決済を利用する人に、今後もスマホ決済を利用したいか聞いたところ、「メインとして使いたい」が57.9%、「メインは現金決済で、スマホ決済はサブ的に使いたい」が40.7%と、使いたい人が98.6%と、「使いたくない」という回答の1.4%を大きく上回りました。メインとしての利用が、サブ的な利用よりも20%弱上回ったことからも、スマホ決済の生活への浸透がうかがえます。実際に、使い続ける理由として、支払いにおいても、管理においても便利という意見が多い傾向でした。また、制限をかけて使いすぎを防止している人もいました。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ワークポート / 12月1日発表・同社プレスリリースより転載)


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