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掲載日:2021/10/06

「内定先企業」に関するアンケート

【2022年卒】内定獲得後に、就職活動を継続していた学生が4割を超える。理由は、「志望企業の選考が入っていたから」が最多。内定取り消しを懸念する学生は少ない傾向。

株式会社学情(本社:東京都千代田区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内定(内々定)の獲得と承諾」(※以下、内定に統一)について調査し、内定を獲得している学生504名から回答を得ました。内定獲得後の就職活動について、40.3%が「活動を継続した」と回答しています。継続していた理由は、「志望企業の選考予定が入っていたから」が58.6%で最多。次いで、「就職活動で後悔したくないから」57.1%が続きました。より納得した就職をするために、就職活動を継続していた学生が多いことが分かります。

【TOPICS】
(1)「2社以上」の内定を獲得した学生が62.4%
(2)内定獲得後も就職活動を継続していた学生が、4割を超える
(3)内定獲得後も就職活動を継続した理由は「志望企業の選考が入っていたから」が最多


【調査の背景】
昨年より、コロナ禍で「内定取り消し」が発生するケースもあり、学生は内々定を獲得後も、「複数の内々定を保有し続ける」と想定されていました。実際に、2022年卒の学生は内定獲得後も就職活動を継続したのか、内定取り消しに不安を抱いているのかを明らかにするべく、内定獲得後の就職活動状況について調査しました。

(1)「2社以上」の内定を獲得した学生が62.4%
内定の獲得者数について、内定獲得済の学生のうち約6割が「2社以上」の内定を獲得していることが分かりました。獲得社数で最も多かったのは「1社」37.6%で、「2社」28.4%、「3社」19.0%が続きます。7.5%の学生は、「5社以上」の内定を獲得しています。

(2)内定獲得後も就職活動を継続していた学生が、4割を超える
内定獲得後の就職活動の状況について、4割以上が「活動を継続していた」と回答しました。「内定承諾をした上で、就職活動を継続した」22.2%、「内定承諾を保留した上で、就職活動を継続した」18.1%と続きます。「内定承諾をし、就職活動を継続した」と回答した学生は59.7%でした。

(3)内定獲得後も、就職活動を継続した理由は「志望企業の選考予定が入っていたから」が最多
内定獲得後も就職活動を継続していた理由は、「志望企業の選考予定が入っていたから」が58.6%で最多。次いで、「就職活動で後悔したくないから」57.1%と続きました。納得した就職活動をするために、選考参加を続けていたことが分かります。「コロナ禍の業績不振などで、内定取り消しが不安だったから」の回答は4.9%に留まっており、「内定取り消し」を懸念している学生は少ないことが明らかになりました。


■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」会員
※既に内定を獲得している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年9月14日~2021年9月22日
・有効回答数:504名


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社学情/9月29日発表・同社プレスリリースより転載)