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掲載日:2021/07/21

コロナ禍のオンライン就活生が内定式で希望することは「同期に会いたい」、「会社を実際に見てみたい」

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、証券コード:東証マザーズ6181)は、2022年の採用に向けて就職活動を「している」または「終えた」と回答した学生520人に対して「内定式」に関するアンケート調査を実施いたしました。


<調査背景>
来年の新卒採用に向け、学生たちは現在就職活動の真っ最中です。しかしながら緊急事態宣言下では、リクルートスーツであちこちの企業を訪問する従来の就職活動は難しいものです。一方で、コロナ禍での採用活動も2年目とあって、企業側でも応募者を感染から守るためにさまざまな工夫を凝らしています。説明会や採用選考のオンライン実施は、多くの企業がすでに取り入れている工夫の1つです。応募する学生の側も、これから自分が働くことになるかもしれない会社のコロナ対策には、十分に注目していることでしょう。
まだ活動中の人、既に内定が出て一息ついている人、人によって活動の進行状況が分かれる時期ですが、今回の調査では一足先に内定式について、学生たちの希望を聞いてみました。


■コロナ禍の就活生、採用選考はオンラインでも、内定式では同期と会って仲良くなりたい、実際に上司や会社の雰囲気を見てみたい

一般的には秋に開催されることの多い内定式。東京都では4回目の緊急事態宣言が発出され、またワクチン接種も当初計画通りには進んでいない中、今年の内定式もオンラインでの開催を検討している企業が多いかもしれません。
一方、採用が決まった学生にとっては、内定式はただのイベントではありません。コロナ禍で就職活動をした学生の中にはまだ実際に採用企業のオフィスに行ったことのない人、社員と直接顔を合わせたことのない人にとってはこれらを叶えるいい機会となります。また、これから一緒に働く仲間となる同期に直接会えるチャンスでもあります。そして、これらを実現する内定式は対面での開催にしてもオンライン開催にしても、それぞれのメリット、デメリットがあるものです。
2022年の新卒採用に向けて「就職活動中」もしくは「就職活動を終えた」と回答した学生520人を対象に、秋の内定式について、どんな内容を希望しているか答えてもらいました。

「同期と直接会って仲良くなるチャンスがほしい」という回答が最も多く、48.1%でした。およそ半数の学生たちが、内定式では同期との仲を深めたいと考えているようです。
また、次点で「実際に上司や会社の雰囲気を見てみたい」(39.8%)が、第4位には「内定式後の懇親会に参加したい」(16.2%)があがっています。
これらの結果から、内定式はオンラインよりも対面での開催希望が多いことが分かります。しかしながら、コロナ禍の影響で従来通り対面での内定式を開催することは難しい状況です。

こうしたなか、直近は対面とオンライン配信を組み合わせた「ハイブリッド型」の内定式が注目されています。一部の企業では既にこのハイブリッド型を取り入れているようです。このように、今後は内定式など社内イベントのスタイルも時代に合わせて変わっていくのでしょう。


■内定式では謎解き脱出ゲームや人狼ゲームなどユニークなイベントを希望する声も

内定式ではどんなイベントがあるといいか、学生たちに希望を聞いてみました。
「オフィス見学ツアー」が最も多く、35.4%の学生が希望すると回答しました。続いて「先輩社員1日密着映像」が22.5%で2位となっています。実際に自分が働くオフィスを見たり、先輩社員の1日を知ったりすることで、これから働く自分の姿をよりイメージしやすくなるのかもしれません。
また、「謎解き脱出ゲームで同期とチームワークを高める」(20.2%)、「上司の意外な一面が見られる?配属部署で人狼ゲーム」(12.1%)といったユニークな企画を希望する人もいました。楽しく交流を深められそうですね。

対面かオンラインかだけでなく、内定式はその内容も重要です。近ごろはユニークなイベントやワークショップが人気のようです。楽しみながら会社について知ってもらう、社員と交流を深めてもらうといった工夫があると、内定者にはより魅力的な企業に映るのでしょう。


「内定式」調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:2022年の新卒採用に向けて「就職活動中」もしくは「就職活動を終えた」と回答した学生520人
集計期間:2021年6月23日~29日


◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(タメニー株式会社 / 7月16日発表・同社プレスリリースより転載)