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人事サービス 人材育成・研修
掲載日:2021/07/09

法人研修の個別最適化を実現
オンラインコーチングサービス「学びのコーチ」の提供を開始

パーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長井 利仁、以下パーソルイノベーション)は2021年7月1日(木)から、“学びの個別最適”を実現した法人向けオンラインコーチングサービス「学びのコーチ」の提供を開始、同時に、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下ベネッセ)が日本国内で提供する法人向けオンライン動画学習サービス「Udemy for Business」との協働を開始することをお知らせします。

「学びのコーチ」は、総合人材サービスを提供するパーソルグループのノウハウを活かし、リスキリング※1に特化したオンラインコーチングサービスです。需要の高まるオンライン研修において、パーソナライズされた「キャリアコーチング」と「ラーニングカリキュラム」で、従業員個々に寄り添う“個別最適”の形を実現いたしました。

今後、オンライン学習サービスを展開するさまざまな外部パートナーと連携し、2025年までに1,000社、 10万人の学習者へのサービス提供を目指し、日本企業にとって急務となる「ラーニングカルチャー醸成」を支援してまいります。

■「学びのコーチ」の特長 ~5つのStepで「個別最適化」を実現、成果につながる学習へ~
【Step1:準備期間】「カリキュラムプランナー」が研修を設計
企業の研修目的に沿った学習計画を設計し、学習者のレベル別に難易度調整が可能なカリキュラムパターンを組みます。

【Step2:学習開始時】「キャリアコーチ」がキャリアにつながる目標設定を支援
はたらく個人に長年寄り添ってきたパーソルのキャリア支援ノウハウを元に、志向性や価値観を引き出しながら、キャリアと学習がリンクする目標設定を支援。モチベーションを高め、主体的な学習へ導きます。

【Step3:学習期間中】「テクニカルコーチ」が、学びのつまずきを防ぐ
学ぶ内容を熟知した「テクニカルコーチ」が、週に一度の個別セッションで学びのつまずきを解決。モチベーションダウンや挫折を防ぎます。

【Step4:学習期間中】「仲間(学習者)」同士が共に助け、励まし合う
学習者同士のチームを組成し、共に教え合う・励まし合う・刺激し合う環境を提供。「ラーニングカルチャー」の醸成にもつながります。

【Step5:学習終了時】「キャリアコーチ」が継続的な学習意欲を引き出す
学びを通じた意識変化も確認しながら、今後のキャリアを見据えた総括を行います。今後の自律学習への動機づけにもなります。

◆実証実験での高い成果◆
本格的なサービス展開に先駆け、「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」試験の学習において、学習継続効果の実証を行いました。実証では、学習計画達成率100%、合格率70%、継続学習意欲80%となり、過去に実施した集合研修と比較して合格人数当たりのコストパフォーマンスは160%良化しました。


■サービス提供の背景
背景①:はたらく日本人の約5割が学んでいない、自律的に学ぶ「ラーニングカルチャー」の醸成が急務

2030年には644万人の労働力が不足すると推計され※2、さらには人生100年時代といわれる中、個人のはたらく期間は長くなり、「リスキリング」の必要性がこれまで以上に高まっています。一方、日本ではたらく人の46.3%が社外で自己研鑽していないことが明らかとなっています※3。このような中、企業においては、研修の提供ではなく、社員が自律的に学ぶ「ラーニングカルチャー(学習する文化)」の醸成が必要になっています。

背景②:新しい生活様式の中、社会人の学習のあり方も変化。継続や達成のカギは「伴走者の有無」
新しい生活様式の中、学習・研修のオンライン化が一気に加速したことで、学習の在り方や学習への意欲の変化、また、対面講座に比べ学習効果の低下などの課題が浮き彫りとなりました。一方、本サービスに先立つ実証実験においては、子どもの教育同様、社会人の学習においても、オンラインコーチングの有無で合格率に15%の差が発生する等「伴走者の有無」で継続性や成果に大きく違いが生まれることを確認いたしました。

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(パーソルイノベーション株式会社 / 7月1日発表・同社プレスリリースより転載)