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人事サービス 人材育成・研修
掲載日:2019/08/29

経営をゲームで体験できる研修ツール「パラダイス-ショートステイ-」をリリース:カレイドソリューションズ

ビジネスゲームを使った研修内製化支援を行うカレイドソリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 高橋 興史)は、短時間で実施できる企業研修向け経営シミュレーション「パラダイス-ショートステイ-」を2019年8月29日にリリースします。

本ツールは、個人対抗で利益額を競う経営シミュレーションです。研修の参加者は、ルールが曖昧でリスクがある環境で競います。ルールを読み解き、論点を発見し、交渉して合従連衡を繰り返し、自社の利益の最大化を目指します。本ツールでは、ビジネスパーソンとしての「総合力」が試されます。まずは書かれていることを正しく読み解き、曖昧な点を発見したり、場合分けを正しく理解する「プログラミング的思考」。また、感情にとらわれずに合理的に考えて利益を生み出す「計数感覚や合理性」。勝利のために経営の当事者として積極的に他者に働きかける「主張的なコミュニケーション」。そこで決まったことに他者を「巻き込む力」などを振り返ることで研修参加者は学びを得られます。

▼経営センスを磨きたいという声は多いが・・・
「経営感覚」や「経営センス」への注目が高まっている一方、これらのスキルは短期間では開発できません。このため、これらのスキル開発に有効とされる「経営シミュレーション」で中期的に訓練し続けることが求められます。

経営シミュレーションの効果の一つに、「経営活動の高速回転」が挙げられます。一般の研修の性質と異なり、数年単位の経営活動を短期間で高速体験できる特徴に価値を感じる経営者や人材開発責任者が多い一方で、これからを導入しようという会社では、一般の研修と比べて長時間が取られるために導入しにくかったり、外注での実施だと費用面で気軽に研修できません。

また、経営シミュレーション研修を内製で行うには、外部の高額で長い講師養成を受ける必要があるなど、ハードルが高いという声もあるのが実際でした。

▼「内製」「短時間」で繰り返し実施できるから経営センスが社内に根付く
当社の経営シミュレーション「パラダイス」をベースに要素を極限まで捨象したものが「パラダイス-ショートステイ-」です。人材開発部門は、社員に経営シミュレーションを1-3時間程度で提供できるようになります。様々な対象層に繰り返し提供することで「経営センス」が社内に根付くことが期待されます。

本ツールは、当社の研修内製化のノウハウを盛り込んで、講師養成不要で研修が提供できるようになっています。

▼本研修ツールではこれができる!

■経営活動がロールプレイングできる
分業された仕事では味わえない、投資から回収までの一連のサイクルと経営結果の繋がりが理解できます。

■ルールが曖昧な中で「ルールを明確にする」体験ができる
本ゲームの最大の特徴は「ルールが曖昧」なことにあります。ルールに登場する用語の意味や文脈を正しく読み取り、論理を確認する「プログラミング的思考」を通じて、ルールで決まっていることと、当事者の合意によって自由に決めて良いことを切り分け、ルール設定をすることで、まるで外交をしているような、双方にwin-winを考えた交渉・契約締結の体験ができます。

■自分の働きかけが良い結果につながる体験ができる
本ツールでは、働きかけの多寡・良否が結果に影響を与えるため、基本的にwin-winの交渉による結果が積み上がっていきます。win-loseの交渉は成立せず、small win/big winを何度も積み上げれば、大きな差となって結果に反映されます。交渉のための論点発見と働きかけが結果につながる体験ができます。

▼研修参加者に対する学習効果
本ツールでは、研修参加者に以下の効果が期待できます

  • 会社経営の全体像に触れ、リスクがある中での投資と利益のつながりを理解する
  • 投資金額に見合った効果性を判断するなどの経済合理性判断が体験できる
  • 自分目線ではなく、相手目線での価値を考え、実際にwin-winの交渉を行う体験ができ、交渉そのもののポジティブな価値を理解できる
  • 契約書などのビジネス文書を読み解く上で、言葉の定義や文章における含意など、教わることの少ない観点がわかる


【仕様】
対応人数:4-5名/パッケージ
※パッケージ数を増やすことで大人数への対応も可能です
提供形態:買取(無期ライセンス)でのご提供となります
 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(カレイドソリューションズ株式会社 https://www.kaleidosolutions.com/ /8月29日発表・同社プレスリリースより転載)