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掲載日:2019/06/19

ハローワークを通じた障害者の就職件数が10年連続で増加~『平成30年度 障害者の職業紹介状況等』(厚生労働省)

厚生労働省平成30年度の障害者の職業紹介状況を取りまとめましたので、公表します。
ハローワークを通じた障害者の就職件数は102,318件で、対前年度比4.6%の増となりました。また、就職率については48.4%で、前年度と同じ水準となりました。

 

<ポイント>
〇新規求職申込件数は211,271件で、対前年度比4.5%の増となり、また、就職件数は102,318件で、対前年度比4.6%の増となった。
このうち、精神障害者の新規求職申込件数は101,333件で、対前年度比8.1%の増となり、また、就職件数は48,040件で、対前年度比6.6%の増となった。

〇就職率(就職件数/新規求職申込件数)は48.4%で、対前年度差0.0ポイントとほぼ前年並みなった。

 就職件数(対前年度差、比)/就職率(対前年度差)
・身体障害者:26,841件(85件増、0.3%増)/43.8%(0.4ポイント減)
・知的障害者:22,234件(1,247件増、5.9%増)/62.1%(3.4ポイント増)
・精神障害者:48,040件(2,976件増、6.6%増)/47.4%(0.7ポイント減)
・その他の障害者:5,203件(196件増、3.9%増)/40.4%(0.8ポイント減)
・合計:102,318件(4,504件増、4.6%増)/48.4%(0.0ポイント増)

〇産業別の就職件数は、多い順に、「医療,福祉」(35,541件、構成比34.7%)、「製造業」(14,510件、同14.2%)、「卸売業,小売業」(12,607件、同12.3%)、「サービス業」(10,868件、同10.6%)などとなった。

〇障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和35年法律第123号)第81条第1項の規定により、ハローワークに届出のあった障害者の解雇者数は、1,980人であった(平成29年度は2,272人)。

 

【照会先】
職業安定局障害者雇用対策課
課長: 松下 和生
主任障害者雇用専門官:戸ヶ崎 文泰
課長補佐:遠藤 径至
(代表電話)03(5253)1111 
      (内線5650、5857)
(直通電話)03(3502)6775

 

◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ / 6月18日発表・報道発表より転載)