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掲載日:2019/05/24

企業におけるフリーランス人材の活動開始から請求管理までの一元管理化を実現~外部人材管理・活用システム『エクスチーム(exteam)』のサービス提供を開始:パーソルイノベーション

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 広敏)は、2019年5月20日(月)より、外部人材管理・活用システム「エクスチーム(exteam)」のサービス提供を開始いたします。エクスチームは、「external:外部の、外の」と「team:チーム、仲間」とを組み合わせたサービス名称で、「社員もフリーランスも、ワンチームで活躍する組織を広めていく」ことをミッションとしており、企業におけるフリーランス(業務委託)人材の活動開始から請求管理までの一元管理化を実現します。
パーソルイノベーション株式会社は、HR領域におけるイノベーションを推進し、社会課題の解決とグループスローガン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指します。


■背景
昨今、日本における労働力不足が進み、企業の採用難は深刻さを増しています。さらに、個人の働き方において、多様性や自分らしい働き方を重視し、雇用形態にとらわれない働き方が増えています。企業の採用はますます困難になることが想定されます。この課題を充足する在り方として、プロジェクト単位で業務発注ができる「フリーランス」への注目が集まり、その数も1,119万人とこの4年で123%増加している(※1)一方で、日本は欧米などの諸外国と比較して、企業としてのフリーランス活用は十分には進んでいないのが現状です。企業とフリーランスとの間には、多くの課題が存在しており、これらの課題に対する新たなソリューションへの期待が高まりつつあります。
※1:ランサーズ『フリーランス実態調査2018年版』


■外部人材活用における企業側の課題
1.フリーランスとの出会いの少なさと人材の不透明感
一般的に、企業のフリーランスへの業務発注経路は「個人の人脈(43.3%)」や「過去・現在の取引先(30.7%)」がほとんどを占めており(※2)、出会いの場が限定的なコミュニティといえます。また企業側にとって、フリーランスとの出会いがあったとしても、必要な能力や実績を的確に把握する手段が限られており、最終的に業務発注できずに頓挫するケースが多く見られます。

※2:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
『プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2019』


2.資産化が困難
企業側にとってはフリーランスとの接点が社員個人に限定されているケースが多く、発注そのものが属人的となりがちです。同じ企業内でも、部署を跨ぐと特定のフリーランスに関する情報が共有されていないという状況も多く、企業としてフリーランス人材を資産化できていないのが現状です。


3.受発注や契約管理の不徹底による法的リスク
フリーランス管理の多くは、「エクセル、スプレッドシートなどの管理ツール」、「自社のシステム構築」により管理されていますが、非効率性やコスト増加、ガバナンスリスクといった大きなデメリットを抱えています。誰にどの規模で業務発注しているかが不透明だったり、契約書を紛失しているケースや口頭契約のみの下請法に違反した業務発注が発生しているなど、リスクを抱えている企業が多いのも事実です。


4.業務が煩雑
業務委託契約については、現場単位で直接発注するケースが多く、法律的知見が求められる業務であるため、ミスができない精神的負担と、社内法務担当との調整などに工数がかかります。また、発注からその後の請求処理まで、管理が煩雑になりがちで、一元管理されていない状況では、情報共有のコミュニケーションコストもかかり、業務の煩雑さがボトルネックの一つになっています。


■エクスチーム(exteam)について
エクスチームは、こういった企業や個人(フリーランス)の抱える課題を解決するための、法人向け外部人材活用システムです。企業には「適切な人材リソースを、雇用形態に捉われず活用している世界」、個人には「一人ひとりの働き方の選択肢を広げたい」というビジョンを掲げ、外部人材の活用拡大を実現します。フリーランスのリスト化から、業務発注、プロジェクト管理、請求管理、評価を一元管理するシステムで外部人材の資産化を実現するシステムとなります。

※エクスチームのサービスページはこちら

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(パーソルイノベーション株式会社 https://www.persol-group.co.jp/ /5月20日発表・同社プレスリリースより転載)