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掲載日:2019/04/08

平成31年2月分の現金給与総額は前年同月比0.8%減。所定外労働時間は1.8%減。常用雇用は1.8%増~毎月勤労統計調査平成31年2月分結果速報(厚生労働省)

厚生労働省毎月勤労統計調査平成31年2月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。

 

【調査結果のポイント】〔()内は、前年同月比または前年同月差を示す。〕

1 賃金(一人平均)

(1)現金給与総額は、264,435円(0.8%減)となった。
うち所定内給与は241,529円(0.1%減)、所定外給与は19,644円(0.5%減)、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は261,173円(0.2%減)、特別に支払われた給与は3,262 円(34.2%減)となった。

(2)一般労働者では、現金給与総額は、342,507円(0.4%減)となった。
うち所定内給与は310,624円(0.4%増)、所定外給与は27,336円(0.5%増)、きまって支給する給与は337,960円(0.4%増)、特別に支払われた給与は4,547円(35.0%減)となった。

(3)パートタイム労働者では、現金給与総額は、94,612円(0.2%増)となった。
うち所定内給与は91,232円(0.4%増)、所定外給与は2,912円(6.8%減)、きまって支給する給与は94,144円(0.2%増)、なお、時間当たり給与は1,155円(2.3%増)となった。

(4)実質賃金指数(現金給与総額)は、82.2(1.1%減)となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.2%上昇)

(5)共通事業所による現金給与総額は、0.5%増となった。
うち所定内給与は1.0%増、きまって支給する給与は 0.9%増となった。
また、一般労働者、パートタイム労働者、各々の現金給与総額は、0.6%増、0.3%増となった。
 

2 労働時間(一人平均)

(1)総実労働時間は、138.0時間(0.6%減)となった。
うち所定内労働時間は127.4時間(0.6%減)、所定外労働時間は10.6時間(1.8%減)となった。出勤日数は、17.9 日(前年同月と同水準)となった。
また、製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、0.9%減となった。

(2)一般労働者では、総実労働時間は、164.1時間(0.1%増)となった。
うち所定内労働時間は149.6時間(0.1%増)となった。

(3)パートタイム労働者では、総実労働時間は、81.3 時間(2.1%減)となった。
うち所定内労働時間は 79.0 時間(1.8%減)となった。


3雇用

(1)常用雇用指数は、106.6(1.8%増)、一般労働者では104.8(1.1%増)、パートタイム労働者では110.9(3.6%増)となった。

(2)パートタイム労働者比率は、31.50%(0.56ポイント上昇)となった。


《特別集計》平成30年年末賞与(一人平均)
昨年11月から本年1月の「特別に支払われた給与」のうち賞与として支給された給与を特別集計すると、平成30年年末賞与は389,926円となり、平成29年年末賞与に比べ1.0%増となった。

 

※1 平成30年11月分確報から、平成24年以降において東京都の「500人以上規模の事業所」についても再集計した値(再集計値)に変更しており、従来の公表値とは接続しないことに注意。

※2 平成31年1月に30人以上規模の事業所の標本の部分入替えを行いました。1月は入替え前後の両方の事業所を調べており、新旧事業所の結果を比較したところ、現金給与総額では-2,532円(-0.9%)、きまって支給する給与では-1,576円(-0.6%)の断層が生じています。

※3 速報値は、確報で改訂される場合があります。

 

概況 [910KB]
報道発表資料 [132KB]

 

<照会先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
統計管理官   瀧原 章夫
室長補佐    村木 幸広
(担当・内線) 企画調整係(7609, 7610)
(電話代表)  03(5253)1111
(ダイヤルイン)03(3595)3145

 

詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html /4月5日発表・報道発表より転載)