[企業人事部]

2019/01/30

保育士不足 働き方の改善で就労推進を

共働き世帯の増加などにより、保育所不足は恒常的な問題になっている。同時に、保育の質を支える保育士の待遇にも注目が集まっている。


東京都を中心に認可保育所などを運営するグローバルキッズは、働く人に選ばれる職場づくりを目指し、短時間勤務制度の内容を変更した。未就学児を育てる社員に限っていた制度の対象者を、小学校卒業前の子どもを育てる社員まで拡大。さらに、勤務時間を実働6時間、6時間30分、7時間、7時間30分の四つから選択できるようにした。始業と終業時間も個別に協議して決める。この制度は、要介護状態の家族がいる社員も利用できる。


野村総合研究所が全国の保育士資格を持つ女性7,210人を対象に就労状況や就労意向を尋ねた調査(2018年10月発表)によると、保育士資格を持っているが保育士として働いていない潜在保育士が回答者の67.1%を占め、その過半数(56.1%)は働いていなかった。このうち、60.5%が「今後保育士として働いてみたい」と答えている。また、保育所で働くうえで最も重要視する項目として、保育士への就労意欲がある非就労の潜在保育士の64.9%が「金銭的報酬(給与・賞与や手当など)が高いこと」以外を挙げている。このうち、54.2%が「勤務時間や勤務日など希望に合った働き方で働き始められること」を最も重視していた。


2019年10月に保育・幼児教育が無償化されることから、保育需要はさらに増えるとも言われている。新たな保育士を確保するためには、報酬だけでなく、働き方にも目を向ける必要があるだろう。

 

(『日本の人事部』編集部)

 


雇用・採用(企業人事部)アーカイブ

関連する記事

プレスリリース掲載に関して

弊社媒体向けニュースリリースにつきましては、受付フォームをご用意しております。
申請いただいたプレスリリースは、編集部により掲載可否を判断させていただきます。
また、プレスリリースは、弊社が運営する各メディアにて共有させていただきます。

HR業界団体情報

HR業界の代表的な業界団体をご紹介いたします。
一般社団法人日本テレワーク協会
テレワークを通じ、調和のとれた日本社会の持続的な発展に寄与する。

一般社団法人 日本エンジニアリングアウトソーシング協会
社会的責任を果たすための厳しい基準をクリアした技術系アウトソーシ...

ATDインターナショナルメンバーネットワークジャパン
米国ATDの活動に賛同しているパートナー。2007年設立。日本において...

公益社団法人 全国求人情報協会
求人情報媒体が読者の職業の選択と安定した職業生活に役立つことなど...

一般社団法人 日本人材紹介事業協会
厚生労働大臣の許可を受けてホワイトカラーを中心とした職業紹介を行...

一般社団法人 日本人材派遣協会
労働者派遣法の趣旨に則り、労働者派遣事業の適正な運営を図るため...

日本人材マネジメント協会
「日本におけるHRMプロフェッショナリズムの確立」を使命に、我が...

一般社団法人 日本生産技能労務協会
製造業などにおける労働者の就業の安定労務管理の安全を図り...

HR業界団体情報一覧

主催イベント

講演&交流会レポート

新年会~講演&交流会~

人事サービス業(人材サービス、研修・教育、人事BPOサービスなど)に携わる皆さまを対象とした「新年会~講演&交流会~」を2月2日に開催致しました。


『日本の人事部』情報掲載サービス
HRカンファレンス出展のご案内
HRリーグ