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掲載日:2018/11/22

感謝を言われる頻度が高い人の73.8%は目標達成し、低い人に比べ18.5ポイント高い。「正当な評価を受けていると感じている人」の70.4%が目標達成し、感じていない人に比べ18ポイント高い~「感謝と仕事に関する調査」:Unipos

感謝の言葉と少額のボーナスを従業員同士がリアルタイムにオープンな場で贈り合う「ピアボーナス」を簡単に実現するサービスを提供するUnipos株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:斉藤知明、親会社:Fringe81株式会社)は、勤労感謝の日を前に、20~30代の男女ビジネスパーソン2,064名を対象に感謝の頻度と会社満足度・目標達成など「感謝と仕事に関する調査」を2018年10月に実施しました。

 

■上司の直接の感謝・賞賛が、若手のパフォーマンスに影響!?

本調査では、「感謝を言われる頻度」、「会社満足度」、「正当な評価」、そして「上司からのフィードバックに対する満足度」が、仕事のパフォーマンス(年間目標達成)に影響していることが分かりました。また、過半数の人が直接褒められることで評価されたと感じ、若い人ほどその割合が高く、業務に対する直接の評価を求めている姿が見て取れます。そして、8割以上もの人が評価されたと感じるのは上司からの評価と答えているにもかかわらず、半数以上の人が上司からのフィードバックに満足していないということも分かりました。“感謝“を誰から、どのように、どのくらいの頻度で伝えられるかにより、仕事のパフォーマンスや会社へのエンゲージメントへも影響するという結果が浮き彫りになりました。上司は、直接の感謝・賞賛を織り交ぜながら、若手のパフォーマンスを引き出す評価をしていくのが望ましいと言えそうです。

 

■調査サマリー

・「感謝を言われる頻度が高い人」の73.8%は目標達成し、低い人に比べ18.5ポイント高い。「頻度が高い」と思っている人は、75.2%が週1回以上感謝を言われ、低い人の約2倍
・「正当な評価を受けていると感じている人」の70.4%が目標達成し、感じていない人に比べ18ポイント高い
・評価されたと感じる時は「直接の感謝・賞賛」が56.8%と「昇給・昇進(60.2%)」と僅差。若い人ほど、直接褒められることで評価されていると感じる傾向が強い。
・8割以上の人が「上司からの評価」で評価されたと感じる
・「会社満足度が高い人」の80.1%は目標達成し、低い人に比べ20.4ポイント高い
・57.2%もの人が上司からのフィードバックに満足していない。「上司からのフィードバックに満足している人」の79.5%は目標達成し、低い人に比べ16.8ポイント高い

 

■時代背景と対策

デジタル化により、コミュニケーションが減り、感謝も減っている

元々、日本人は賞賛ベタで、フィードバックベタ。それらがモチベーションやパフォーマンスに関わっていると言われています。また、多くの方が、学生のときは、勉強などにより競争・賞賛などが当たり前に行われていましたが、成人になるにつれ、褒められる機会、感謝される機会は減少傾向にあります。さらに、ミレニアル世代と呼ばれる現在の20代以下の若者は、その競争自体が減り、学生時代の賞賛機会も失われつつあります。近年は、デジタル化が進み、コミュニケーション自体が減ってきました。それにより、感謝も相対的に減ってしまいます。
離職率の高まりや、人口減少により人材確保が必須となってきている昨今、会社へのエンゲージメントやモチベーションがより重視されてきています。企業側も、デジタル時代には、デジタル時代の皆が受け入れやすい方法で、賞賛や感謝のきっかけ作りをすれば、エンゲージメントを高めることができるのではないでしょうか。(山本寛(やまもと ひろし)/青山学院大学 経営学部教授)


■調査概要

調査名:感謝と仕事に関する調査
期間:2018年10月16日(火)~2018年10月22日(月)
方法:インターネット調査
対象:全国の20~30代のビジネスパーソン 計2,064名(男性1,032名、女性1,032名)

 

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(Unipos株式会社 https://unipos.me/ja//11月21日発表・同社プレスリリースより転載)