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掲載日:2018/09/26

アルバイト採用ブランド力、総合1位はスターバックス コーヒー。アルバイト探しの際に最も重視する項目は「通いやすい場所にある」で79.8%~『2018年アルバイト採用ブランド力調査』:ツナグ・ソリューションズ

多様な働き方の調査研究機関ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ/本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏、証券コード:6551)は、求職者を対象としたサービス業の【2018年アルバイト採用ブランド力調査】を実施。結果についてとりまとめましたので、ご報告いたします。


■調査結果 概要
1.アルバイト採用ブランド力総合第1位はスターバックス コーヒー
2.仕事探しの際に、最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」で79.8%
3.学生第1位はコメダ珈琲店。主婦第1位は総合1位と同じくスターバックス コーヒー


■調査結果 詳細
パートの有効求人倍率が1.82倍(2018年7月)と、空前の人手不足と言われる状況が続いている日本。給与も高騰、待遇も改善され、条件面での差別化が難しくなっている中で、求職者は「職場の魅力」を応募の判断基準にする傾向が強くなってきました。

そこで今回ツナグ働き方研究所では、単なる人気ランキングではなく、求職者がアルバイトを探すときに重視する項目をベースに【アルバイト採用ブランド力調査】としてランキング化しました。人手不足に悩むアルバイト採用の現場に対して、「採用ブランド力」向上に向けた何らかの示唆につながれば幸いです。

<1.アルバイト採用ブランド力総合1位はスターバックス コーヒー>
今回の調査で最も採用ブランド力が高いと評価されたのは、スターバックス コーヒーという結果になりました。2位は僅差でDEAN&DELUCAが獲得。次いで3位にマクドナルド・4位東京ディズニーリゾート・5位スープストックトーキョーがランクインしました。 

<2.仕事探しの際に、最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」で79.8%>
求職者がアルバイト先を探すときに重視する項目を聞くと、最も高いスコアだったのは「通いやすい場所にある」で79.8%という結果でした。次いで「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」73.3%。さらに、「安心して働けそう」67.3%・「給与・待遇が良さそう」64.9%となっています。

アルバイトを探すうえでは、やはり勤務する「場所」が重視されるようです。ただし、「仕事内容」や「安全」といった項目が仕事探しの上位にきているということは、仕事内容や職場環境の打ち出し方をどう工夫するのかによって、応募者を増やす余地が残されているとも言えるのかもしれません。

<3.学生第1位はコメダ珈琲店。主婦第1位は総合1位と同じくスターバックス コーヒー>
学生では、第1位はコメダ珈琲店となりました。2位はスープストックトーキョー・3位は東京ディズニーリゾート。上位5位は比較的僅差の結果となっています。

アルバイト先を探すときに最も重視する項目は、「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」で65.9%でした。総合重視度が最も高かった「場所」よりも、「仕事内容」が上位にきています。次いで「安心して働けそう」「給与・待遇が良さそう」となっています。上位5つまではあまり重視の度合いに差が大きくなく、バランスのとれたバイト先を探している様子がうかがえます。

主婦において採用ブランド力が最も高いと評価されたのは、総合編同様スターバックス コーヒーという結果でした。2位はザ・ダイソー。次いで3位に東京ディズニーリゾート・4位マクドナルド・5位無印良品がランクインしています。

アルバイト先を探すときに最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」ことで94.5%。これは、全体の79.8%と比べて14.7ポイントも高く、家事育児に追われる主婦にとって、働く場所の重要性が際立つ結果となりました。
次いで「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」80.4%、「安心して働けそう」71.5%となっています。

■アルバイト採用ブランド力ランキングについて
●今回のランキングは、下記のプロセスによって編成されています。
・対象は、アルバイト先として代表的なサービス業40ブランド。
・「アルバイトを探すときの重視項目」を調査したうえで、その重視項目を『仕事』『時間』『安全』『場所』『給与』『仲間』『成長』『環境』という8つの因子としてグルーピング。
・8因子の重視度に応じて加重値を算出。
・上記40ブランドの8因子ごとの評価をスコア化、加重値を掛け合わせランキング化。
・評価ポイントの合計値が高いブランド=採用ブランド力が高い=人材調達力が高いと認定。
●今回、単なる人気ランキングではなく【アルバイト採用ブランド力調査】としてランキング化をするアプローチとしたのは、人材調達力とその要因を可視化することで、人手不足に悩むアルバイト採用の現場に対して、採用ブランド力向上に向けた何らかの示唆につながらないかという想いからです。
●今後も、求職者や就業中のスタッフへの意識調査等により、「採用ブランド力向上」に向けた知見を提供していきます。
※なお、2017年5月リリースの調査から、対象ブランド・重視項目・因子について、現状を鑑みブラッシュアップを図っています。

 

■調査概要
調査期間:2018年4月20日~2018年4月24日
調査対象:業種を問わずアルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者、全国の18~66歳までの1,082人
調査方法:インターネットによるアンケート

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ツナグ・ソリューションズ https://www.tsunagu.co.jp/ /9月13日発表・同社プレスリリースより転載)