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掲載日:2017/10/02

採用学研究所、4周年を迎える~エビデンスを活用した採用活動のリサーチ及びコンサルティングを積み重ねると共に、そこで得た知見を社会に発信:ビジネスリサーチラボ

組織課題のリサーチ及びコンサルティングを手がける株式会社ビジネスリサーチラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊達洋駆)がプロデュースをした「採用学研究所(横浜国立大学 服部泰宏研究室協力)」が、この度、2017年9月にて4周年を迎えました。

 

企業の人材獲得は、経団連の方針変更、インターンシップの増加、テクノロジーの進展等の動向を受けて変化の中にあり、社会的にも注目を集めています。

そのような中、採用学研究所では、4年間にわたって、データ分析や研究知見といった「エビデンス」を採用活動において活用していくために、下記の取り組みを継続してきました。

 

1.採用に関するリサーチ及びコンサルティングの実施
採用学研究所では、調査設問の設計から採用アプローチの考案まで、クライアント各社の特性に応じた採用施策の改善を実施してきました。

<リサーチコンサルティング例>

【A社の事例】学生のA社に対する理解レベルが、彼らのキャリア形成に与える影響を綿密に分析。どのような情報が学生のキャリアイメージを醸成しているのかを特定した上で、戦略的に求職者の知識獲得と情報収集行動を促す採用プロセスを設計した。その結果、母集団を戦略的に縮減させ、辞退率の改善をはじめとする採用効率の向上を達成した。

【B社の事例】B社の社員を対象にしたアンケート調査・インタビュー調査を実施し、定量的・定性的に分析。その企業で定着・活躍する人材の資質傾向を特定した。さらに、それらが先天的に求められる資質とB社にて後天的に獲得する資質に整理。適性テストの傾向分析に依拠しない採用要件の構築を行った。

【C社の事例】一般的な学生の傾向と、C社がターゲットとする学生の傾向を比較分析。市場のサイクルにとらわれずに、最も効率的にターゲットに訴求する採用アクションを考案した。また、ターゲットの価値観の特徴を特定し、どのようなプロモーションの設計がターゲットへの訴求力を高めるのかを考案した。

 

2.採用に関する知見を発信する機会の設定
採用学研究所では、リサーチ及びコンサルティング実績や研究知見を広くビジネスパーソンの方々にお伝えしてきました。

<情報発信例>

採用活動のリサーチ及びコンサルティングの事例、そして、そこから得られる教訓等を共有する「採用学研究会」を実施してきた。

書籍『採用学』(新潮選書)を公刊。これまでの採用研究を体系的に整理し、企業の皆様、更には学生の皆様にも手に取っていただいた。

 

以上の4年間の活動を踏まえて、5年目となる2017年10月以降も、エビデンスを活用した採用活動のリサーチ及びコンサルティングを積み重ねると共に、そこで得た知見を社会に発信していければと存じます。

 

<本件に関する報道関係者様・企業担当者様のお問合わせ>
株式会社ビジネスリサーチラボ
Tel:03-6455-7020
Mail:kenkyukai at business-research-lab.com

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社ビジネスリサーチラボ https://www.business-research-lab.com/ /9月18日発表・同社プレスリリースより転載)