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掲載日:2017/07/18

若手社員の半数「一時的に労働時間増えても挑戦したい」。若手の労働意識 二極化顕著に~イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査2017:日本能率協会マネジメントセンター

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:長谷川隆、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、2016年~2017年に入社した若手社員207名、上司・先輩社員207名に対し、若手社員の「働き方」と指導者の「接し方」のアンケート調査を実施しました。このたび調査結果を取りまとめましたので、その内容を一部抜粋してお知らせします。

 

昨今の若年層は、幼少時からインターネットに親しみ、不況やグローバル化による格差社会を経験し、特有な労働意識を持っていると言われています。年間1,500社を超える若手育成に携わるJMAMでは、そのような若年層の思考性や労働意識を把握し、採用や育成におけるヒントを探るため、2016年から若手社員の「働き方」と指導者の「接し方」に関する実態調査を行っています。

特に、直近2~3年は「働き方改革」によって個人の働き方が多様化しています。このような背景から、どのように若手社員に接し、育成すれば良いかヒントを探るため、今回の調査を実施しました。

 

<調査結果概要(一部抜粋)>

■仕事で若手社員は「自分の居心地」重視、上司・先輩社員は「自分の成果」重視
仕事に求める条件として、若手社員は「仕事環境の心地よさ(17.9%)」「自分らしい生活を送る(15.5%)」が高い割合となり、上司・先輩社員は「よい結果を出す(15.5%)」が高い割合。

 

■若手社員は職場環境など外的条件を重視し、上司・先輩社員は達成意欲など内的条件を重視する傾向。
若手社員の労働意識は二極化 .自身の働き方、成長意欲、(上司・先輩社員からの)指導スタイルにおいて、若手社員の意識は二極化が顕著。個人レベルで労働意識は多様化している傾向。

 

<調査概要>
調査対象: インターネット調査
調査地域: 全国
有効回答: 417名(内2016年~2017年に入社した若手社員:207名、上司・先輩社員:207名)
調査期間: 2017年6月

 

(株式会社日本能率協会マネジメントセンター http://www.jmam.co.jp/ /7月12日発表・同社プレスリリースより転載)