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掲載日:2017/07/11

新たに30万人が「技能士」に。平成28年度の合格者数は前年度に比べ10.5%の増加の30万3,544人~平成28年度「技能検定」の実施状況まとめ(厚生労働省)

厚生労働省ではこのほど、平成28年度「技能検定」の実施状況をまとめましたので、公表します。その結果、平成28年度の合格者数は30万3,544人で、前年度に比べ2万8,863人・10.5%の増加となりました。

技能検定制度は働く上で身につけるべき、または必要とされる技能の程度を国として証明するもので、現在126職種で実施しています。これに合格した人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始から今回の実施までで、延べ約632万人が資格を取得しています。

 

【平成28年度の実施状況の概要】
●受検申請者数の合計は75万7,380人で、前年度比で5万1,236人・7.3%の増加 [別添資料1頁-1参照]

●合格者数の合計は30万3,544人で、前年度比で2万8,863人・10.5%の増加。
 合格率は40.1%と前年度(38.9%)とほぼ同水準 [同1頁-1参照]
 制度創設当初からの合格者数の累計は、632万1,204人 [同4頁-4参照]

●職種別に見ると、最も受検申請者数が多い職種はファイナンシャル・プランニングで46万2,304人 [同2頁-3、3頁-4参照]

●等級別に見ると、最も受検申請者数が多い等級は2級(中級相当)で、33万8,597人 [同1頁-2(2)参照]

 

(別添資料)
平成28年度「技能検定」実施状況(PDF:734KB)

※ 技能検定関連の情報は、ポータルサイト「技のとびら」でご覧いただけます。

 

【照会先】
職業能力開発局能力評価課
課長 瀧原 章夫
主任職業能力検定官 搆  健一
(代表電話) 03(5253)1111(内線5946)

 

◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 7月7日発表・報道発表より転載)