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掲載日:2016/12/27

社員満足度調査「カリーグ・フィーリングス(Colleague Feelings)」を提供開始~社員満足度の現状把握と改善に向けた施策立案に貢献:クロス・マーケティング

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区 代表取締役兼CEO 五十嵐 幹以下当社)は、新サービスとして社員満足度調査「カリーグ・フィーリングス(Colleague Feelings)」の提供を開始しました。

 

現在、政府主体で進められている「働き方改革」の中では、多様な働き方や長時間労働の抑制などを進め、ワークライフ コンフリクト(※)の解消を目指している。この方向性のもと、議論の経過に伴い、各企業は対応を求められてくるが、業種や業態によって各企業で働く社員が求めることは、大きく異なっていることが予想される。

一方で、企業が事業運営を行うなかで、従来、顧客満足(CS:Customer Satisfaction)が注目されてきました。近年は、それに加え、社員が自社の商品やサービス、会社に誇りを持てないと、お客様に満足してもらうサービスを提供することが難しいことから、従業員満足(ES:Employee Satisfaction)の重要性が指摘されるようになってきました。「働き方改革」の推進により、今後ますます、社員の自社に対する評価、満足度の実態を把握するニーズが高まることが予想されます。

 

そこで、当社は、オンライン調査で簡単に、年代、業種等自社の比較可能な社員満足度調査「カリーグ・フィーリングス(Colleague Feelings)をサービスラインアップに追加、サービス提供を開始しました。本サービスは、共分散構造分析により社員満足度がエンゲージメントにつながり、顧客満足につながるという仮説検証の結果を踏まえ、サービス化。これまでに蓄積した約8万件のデータをベースに、社員の満足度に関連する約50項目の指標から抽出した、「理念・ビジョン」「公平性」「コミュニケーション」「インフラ・備品」「福利厚生・待遇」「コンプライアンス」の6因子のうち、その影響度を業種、業態別に分析することを可能にしました。これにより、自社の状況と比較し、優先的に改善を図るポイントを示唆でき、お客様の、社員満足度を向上させるための施策立案に役立てていただけます。

今後も、当社は、お客様や市場のニーズに合わせ、新サービスを開発、提供し、お客様のマーケティングパートナーとして、意思決定をサポートするサービスラインアップを構築していきます。

※ワークライフ コンフリクト:労働者がその仕事と生活の調和を図るにあたり、希望を満たすことができないという葛藤
内閣府「働き方の改革」分科会における議論の整理(中間報告案)

 

カリーグ・フィーリングスを使った社員満足度調査の実施
当社は、全国47都道府県に在住する18~79歳の男女を対象に、社員満足度に与える影響要因を把握するため、新サービスである「カリーグ・フィーリングスによる社員満足度調査」を実施しました。

<調査結果 (一部抜粋)>
●20~30代の若手男女社員の満足度で影響が強い要素は『コミュニケーション』が1位となり最も強いことがわかった。2位以降は『理念・ビジョン』、『福利厚生・待遇』と続く。社内や部署内での活発なコミュニケーションや、経営理念の理解・浸透などが若手社員の満足度に大きく影響していることが判明した

●年代別の満足度の影響要素では、『福利厚生・待遇』が年代が上がるにつれて順位やパス係数が下がっていき、『理念・ビジョン』は年代が上がるにつれて順位やパス係数が上がっている。これらの要素は年代によって影響が大きく変わることがわかった

●【参考】 性年代別の他、業界別でも調査を実施。運輸業、郵便業を例に見てみると、『コミュニケーション』が最も高く、次いで『福利厚生・待遇』、『理念・ビジョン』と続くというように、同業界において影響度が強い要素の確認が可能

 

<調査概要>
調査手法: カリーグ・フィーリングスを使ったインターネットリサーチ
調査地域: 全国47都道府県
調査対象: 18~79歳の男女
調査期間: 2015年5月
有効回答数: 80,110サンプル

 

◆本リリースの詳細はこちらをご覧ください。

(株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/ /12月21日発表・同社プレスリリースより転載)