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掲載日:2016/03/31

『少子化は止められるか? -- 政策課題と今後のあり方』(阿部 正浩:著)~現状の流れを反転させるために~有斐閣から刊行

株式会社有斐閣は、阿部 正浩:著『少子化は止められるか? -- 政策課題と今後のあり方』を刊行しました。

 

■内容紹介

さまざまな対策が実施されているにもかかわらず、少子化が止まらない日本社会。政府や企業、地方自治体によって行われてきた少子化対策について、主に経済学の視点からその有効性と問題点を検証し、持続的社会を実現するために必要な施策を提示する。

 

■書籍概要
少子化は止められるか? -- 政策課題と今後のあり方

著者:阿部 正浩
発行:2016年03月
仕様:四六判上製カバー付、174ページ
定価:2,160円(本体 2,000円)
ISBN:978-4-641-16472-7

 

■目次
はじめに:少子化は止められるか? [阿部正浩]
第1章 政府はどのような少子化対策を行ってきたのか? [阿部正浩・加藤久和・中井雅之]
第2章 子育てと仕事の非両立が少子化を進めたのか? [宇南山卓]
第3章 子どもは親の生活満足度を高めるか?─国際比較の結果から [松浦司・影山純二]
第4章 「子育てする企業」の特徴は? [阿部正浩・朝井友紀子・児玉直美・齋藤隆志]
第5章 地方自治体の少子化対策は効果があったのか? [松田茂樹・佐々井司・高岡純子・工藤豪]
第6章 少子化対策で将来の出生率や人口はどうなるか?─少子化対策と出生動向に関する将来シミュレーション [加藤久和・中野諭]
おわりに:何が問題で何が必要か? 少子化対策に望まれること [阿部正浩]

 

■著者紹介
阿部 正浩(あべ まさひろ)
中央大学経済学部教授、博士(商学)。
慶應義塾大学、同大学院で学び、一橋大学経済研究所助教授、獨協大学経済学部教授等を経て、現職。
専攻は、労働経済学、計量経済分析、経済政策。
主要著作に、『日本経済の環境変化と労働市場』(東洋経済新報社、2005年、日経・経済図書文化賞、労働関係図書優秀賞受賞)、『日本企業の人事革命』(共著、登用経済新報社、2005年)、『キャリアのみかた(改訂版)』(共編著、有斐閣、2014年)など

 

◆本書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社有斐閣 http://www.yuhikaku.co.jp/ /3月発表・同社プレスリリースより転載)