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掲載日:2016/03/22

「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを全国で実施~アルバイトを始める新入学生が多い4月から7月まで(厚生労働省)

厚生労働省では、全国の大学生等を対象に、アルバイトを始める前に労働条件の確認を促すことなどを目的とした「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを実施します。

 

学生がアルバイトをする際、事業主の労働基準法違反などにより、さまざまなトラブルに巻き込まれることがあります。厚生労働省では、学生アルバイトの労働条件確保のため、関係法令の周知・啓発や監督指導等に取り組んでいますが、これらのトラブルの中には、学生が必要な知識を持っていれば簡単に避けられるものも少なくありません。また、労働法等の知識は学生の皆さんが就職するときにも役立ちます。

そこで、今回のキャンペーンでは、アルバイトを始める前に労働条件の確認を促すため、特に多くの新入学生がアルバイトを始める4月から夏休み前の7月までの間、学生へのリーフレットの配布による周知・啓発や大学等での出張相談などを行います(別添1参照)。  

 

また、厚生労働省が昨年実施した「大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査結果」では、労働基準法で規定されている「労働条件通知書」 が交付されていないと回答した学生が多かったことを踏まえ、新たに学生用の「労働条件通知書」を掲載したリーフレットや、具体的なトラブル事例を盛り込ん だリーフレット等を作成しており、本キャンペーンの中で活用していきます(別添2別添3参照)。

なお、関係団体や都道府県労働局においても、学生アルバイトの労働条件の確保に関する独自の取組がありますので、特色ある事例を併せてご紹介します(別添4別添5参照)。 

 

【アルバイトのトラブルで困ったとき】
○フリーダイヤルで相談したいとき
「労働条件相談ほっとライン」にご連絡ください。
0120-811-610(はい!ろうどう)
月・火・木・金:午後5時~午後10時   土・日:午前10時~午後5時 

○行政機関に相談したいとき
お近くの労働基準監督署や「総合労働相談コーナー」(労働局や労働基準監督署の中にあります)にご連絡ください。(平日午前8時30分~午後5時15分)
厚生労働省ホームページにお近くの労働基準監督署や総合労働相談コーナーの場所が掲載されています。

 

【キャンペーンの概要】
1.実施期間:平成28年4月1日から7月31日
2.主な取組内容
(1)学生用の「労働条件通知書」を掲載したリーフレットや、具体的なトラブル事例を盛り込んだリーフレット等の学生への配布、大学等での掲示による周知・啓発
(2)都道府県労働局による大学等への出張相談の実施
(3)都道府県労働局及び労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに「若者相談コーナー」を設置し、学生からの相談に重点的に対応

 

【照会先】
労働基準局労働条件政策課
労働条件確保改善対策室長 水畑 順作
室長補佐 片倉 和弘
(代表電話) 03(5253)1111 (内線)5534、5545
(直通電話) 03(3502)1599

 

◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 3月18日発表・報道発表より転載)