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掲載日:2015/10/20

『経営学で考える』(高橋 伸夫:著)有斐閣から刊行
~通説を知り、通説を超える思考へ~

株式会社有斐閣は、高橋 伸夫:著『経営学で考える』を刊行しました。

 

■内容紹介

『ぬるま湯的経営の研究』『できる社員はやり過ごす』『虚妄の成果主義』等の著作で評判の高い著者が、東京大学の講義をもとに、これまでの議論をまとめた「高橋経済学」の体系書とも言える書です。筆者のテイストが光る議論が凝縮、結合した経済学です。

発明の対価とは? 戦略は合理的か? 製品ライフサイクルや経験曲線は本当? T型フォードはなぜ売れなくなったのか? 仕事の報酬とは? 通説をふまえ経営学で考えるとどう見えるのか、道筋を立てて丁寧に解説。著者のテイストが光る議論が凝縮されたテキストです。

 

■書籍概要
経営学で考える

著者:高橋 伸夫
発行:2015年09月
仕様:A5判上製カバー付・342ページ
定価:3,456円(本体 3,200円)
ISBN:978-4-641-16461-1

 

■目次
第1章 プロローグ─経営学で考えると
 (青色LED訴訟,経営学的な五つの視点ほか)
第2章 成功した理由
 (成長の後に,PPMの基本構造,PPMで何をしたのか?,学習曲線の秘密ほか)
第3章 じり貧になる理由
 (製品イノベーション,A-Uモデル,工程イノベーション,硬直化した生産システム? ほか)
第4章 意思決定の理由
 (近代組織論的組織観,組織の合理性,能率の原則,「組織の合理性」は事後的な言い訳,高い未来係数と終身コミットメントほか)
第5章 協調する理由
 (協調・裏切りゲームとしての囚人のジレンマ,コンピュータ選手権での「お返し」の優勝,未来傾斜原理ほか)
第6章 働く理由
 (働く人の言い訳,金銭的報酬の理論,金銭的報酬の迷信ほか)
第7章 社会人のためのエピローグ─仕事の報酬は次の仕事
 (『虚妄の成果主義』,ありのままの日本企業,「今の仕事」ではなく「次の仕事」ほか)

 

■著者紹介
高橋 伸夫(たかはし のぶお)
現在、東京大学大学院経済学研究科教授。

1980年 小樽商科大学商学部管理科学科卒業
1982年 筑波大学大学院社会工学研究科学術修士(筑波大学)
1987年 学術博士(筑波大学)
1994年 東京大学経済学部助教授、同大学院経済学研究科助教授を経て
1998年より、現職

 

◆本書籍の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社有斐閣 http://www.yuhikaku.co.jp/ /9月発表・同社プレスリリースより転載)