『アイデム 人と仕事研究所』提携 パート活用のヒント

ソン? トク? パートの時給アップ(1/3ページ)

株式会社アイデム 人と仕事研究所 岸川宏 [社会保険労務士]

2014/2/24
アイデム WEBサイト

アイデム人と仕事研究所は、求人媒体を発行する株式会社アイデムの研究部門です。アイデムは1970年に創業して以来、「人材採用」の側面から、企業経営のサポートをしてまいりました。そうした活動のなかで人と仕事研究所は、「採用後の人材を活かし、企業力を高めていただく」ための、各種情報・サービスの提供を行い続けてきています。
パート・アルバイトの活用を目的に調査・分析を行う「パートタイマー白書」や、人事マネジメントの成功事例記事、募集時賃金を集計し、その動向を伝える各種レポートなど。いずれの情報・サービスも、求人媒体事業を通じ、大手企業とは異なる“中小企業の「人」に関する課題”をつかむアイデムならではの、実践的な内容を旨としています。

ここでは同研究所の協力により、毎年発行している「パートタイム白書」の中から、パート活用に役立つ調査結果をピックアップし、ご紹介いたします。詳細はこちらをご覧ください→アイデム人と仕事研究所

文/岸川宏(きしかわひろし)●株式会社アイデム 人と仕事研究所 社会保険労務士
【担当分野】労働関連法。賃金統計・アンケート調査等の作成、分析。

「時給を上げる」結果は、単に「人件費が上がる」、なのでしょうか?実は、「時給を上げること」が、それにより上昇した人件費分以上の利益を、会社にもたらす場合もあるのです。

時給アップで、それ以上の利益が!?

10円あるいは5円刻みで、「上げるか」「上げないか」迷う、パートの時給。もちろん企業側としても、「賃上げできるものなら、してあげたい」と思っている場合が多いと思います。

一方、パート・アルバイトを雇用する大きな目的に「人件費を押さえたい」があり、また現在の経済状況からしても、時給を上げることは困難――というのも無理からぬ話です。

しかし、「時給を上げる」結果は、単に「人件費が上がる」、なのでしょうか?
実は、「時給を上げること」が、それにより上昇した人件費分以上の利益を、会社にもたらす場合もあるのです。

誰だって給料は高い方がいい

平成23年版のパートタイマー白書では、パート・アルバイトに『自分の働きぶりが、何に反映されると嬉しいか?』を聞いています。結果は、「賃金や手当・賞与等が上がる」が最も多く69.3%。次いで「自分に合った仕事を任せてもらえる」36.1%、「ねぎらいや励まし、期待感を表す言葉をかけられる」31.6%となりました。

【調査概要】●平成23年版 パートタイマー白書 ●有効回答:1025人 ●調査対象:パート・アルバイトで働いている20歳以上の男女(学生除く)

当然ともいえる結果で、「当たり前だろう」、ですよね。誰だって時給は高いにこしたことはありません。ところが現実は、パート・アルバイトの思いどおりにはいかないようで・・・・・・。同調査で、パート・アルバイトに「自身の働きぶりで基本賃金や賞与が変化するか」を聞いたところ、働きぶりによって変化が「ある」という回答は29.3%にとどまり、63.0%が変化は「ない」と回答しました。パート・アルバイトにとって時給が上がることは、「当たり前」ではないようです。


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